2011.07.30

伊良部秀輝元投手、死去

どうもご無沙汰しております。4月に異動で職場と仕事内容が変わり、大分自分の時間ができるようになったのですが、新しい環境と仕事に慣れることに頭がいっぱいで、なんとなくずるずると今日まで更新することなくきました。

そろそろまたブログを書きたいと思っていた頃合ではあったのですが、それに至ったのは、個人的に大変ショッキングなニュースがあったからです。

元プロ野球選手で、かつての日本最速記録158キロを出した豪腕投手だった伊良部秀輝投手の突然の訃報です。私は、ドラフト1位でロッテ・オリオンズに入団したときからずっと彼のファンで、追っかけしたり試合は欠かさず見るといった熱心さはありませんでしたが、彼の粗削りな才能と成績よりも打者との1球1球の勝負にこだわる姿勢がとてもかっこよくて大好きでした。

精神的に非常につらい時代を何度も乗り越えてきた人だけに自殺というのが信じられないですが、パリーグ時代「サラリーマンのような投手が多い中、彼はムキになって勝負してくるから、彼との対決は面白い」というようなことを言われた(清原選手だったかな)、好打者と見ると勝負せずにはいられない根っからの野球好きにとっては、野球ができないというのは何よりも耐え難いことだったのかもしれないですね。

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2010.02.28

お台場海浜公園

またしてもお久しぶりでございます。何しろ仕事が忙しくて2月の14日から休みなしで働いておりまして・・・。まあ、もちろんチェックするべきところは軽くではありますがチェックしておりまして、F1からラリーに転向したわれらがキミ・ライコネン選手が、開幕戦を30位というスキーのクロスカントリー系の競技のような順位でフィニッシュしたということも知っておりますし(ついでに「WRCplus」も買いましたよ、毎回買うには値段がちょっときついですね、この雑誌は)、私がソルトレークからひそかに注目しておりました男子フィギュアのブライアン・ジュベール選手の結果がアレだったことも知っておりますけれども。あれは残念でした。

フィギュアと言えば。採点競技というものは観戦するにあたって高度な知識を有しないと素人が結果を予測・理解することが難しい競技だということは分かっておりますが、それにしたってキム・ヨナ選手の得点は、多くの人がそうだと思いますが、首をかしげてしまうものだったと思います。ジャンプの安定感も演技そのものも確かに素晴らしかったし、優勝にふさわしいと思いますが、彼女は明らかにショーン・ホワイトやシモン・アマンではなかったですから(アマン持ってくるのはあまり適切ではないですが、まあ、その絶対性の部分で引き合いに出しました)。

で、今日は久しぶりに休日だったので、お台場海浜公園に行ってまいりました。家を出たお昼頃は雨でしたが、着いた頃には晴れていて景色がきれいでした。まずはデックス東京ビーチ内にある「台場小香港」で回転飲茶の店(「天天常常回転坊」)に入ったんですけど、2100円を超えなければ個々の皿についている値段をカウントして支払い、2100円を超えると食べ放題扱いになり、別個に飲み物を注文しなければどんなに食べても2100円より多く支払うことはないシステムになっていたので、当然最初から食べ放題のつもりで食べまくり、味も美味しくて、味にも量にも大満足だったのですが、家帰って調べたら横浜中華街にもあることがわかってちょっとショック。

それからフジテレビにも行きまして、球体展望室「はちたま」に上ったり、「きっかけストリート」でいろいろな番組に関する展示やスタジオを見たりしました。スタジオではドラマのセットの準備をしているのは見ましたが、収録はやっていなかったです。番組関係の展示では「サザエさん」の家とその町内のジオラマが面白かったですね(ライトの光が反射してよく見えませんでしたが)、サザエさんの家が思った以上に大きかった。

球体展望室では、なんか「すぽると」の番組に擬似出演できるコーナーがありました。ブースに入ると映像の中で二人の女子アナの横に自分の姿が入り、あらかじめ撮ってある女子アナの進行に従って時々コメントを言っていくとそれが映像の中ではスタジオにいてそこでコメントをしているように見えるというものです。コメントはスタッフがカンペをその都度見せてくれるのですが、結構女子アナの進行が早くて、実際にそれを体験している年配の男性のを見ていたら、女子アナの次のセリフが往々にして被ってしまっていました。希望すればその映像をDVDにしてもらえるそうです(有料。1500円くらいだったかな)。

お昼から行ったので、まあその程度。津波警報で神奈川県の電車の一部が運転を見合わせていましたが、ゆりかもめの方は大丈夫でした。地震恐ろしいですね、規模が規模だけに軽々しいことは言えませんが、少しでも被害が少ないことを祈るばかりです。

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2009.01.02

第85回箱根駅伝(往路)

今日も出勤でした。おかげでみんなで箱根駅伝で盛り上がることができました(こら)。スポーツは一人で見てももちろん楽しいけど、やっぱりみんなで騒ぎながら言いたいこと言いながら見るのが一番ですね。ミーハーな私と基本のノリが一緒な先輩とだれそれがカッコイイと大盛り上がりでした。一応仕事もしていたので当然全部を通して見たわけではないのですが、見た中での往路のルックスMVPは山梨学院大の4区の後藤選手に決定しました(私の中で)。走っているところしか見ていませんが、その限りでは箱根を走らせるのがもったいないほどかっこよく見えました。

まあ、それはそれとして、レースの方もすごく面白かった。新エース区間の3区では、各大学のエースがその名に恥じない好レースを見せてくれましたし(東海大の佐藤選手のごぼう抜きもすごかったけど、早稲田大学の竹沢選手の区間新記録すごかったなあ。竹沢選手は本調子じゃないと聞いていたからあまり期待しないようにしていたのだけど、見事でした)、5区の山登りは最初の早稲田対山梨、最後の早稲田対東洋の攻防に大興奮でした。あの東洋大の柏原選手は本当にすごいですね、入りから速かったから最後までもたないかと思ったのに。順天堂の今井選手の記録がこんなあっさりと塗り替えられるとは思いもよりませんでしたよ。1年からこれだなんて本当末恐ろしい。こんな恐れ知らずのルーキーもテープを切るときにはちょっと涙ぐんでいましたね、それを見て同僚がもらい泣き(「涙ぐむ」のレベルより一段上)していました。

個人的には一番応援している早稲田大学の健闘が嬉しかったです。3区間で区間賞とって、うち2つは区間新記録というのも気持ちよかったですが、3つの区間賞のうち2つが1年生によるものであることが嬉しいですね、今後のことを考えると。現早大監督の渡辺くんが現役だった頃の早大黄金時代の再来となるといいのだけど。

早稲田とともに毎回応援している順天堂の不振がちょっとアレですが、復路も楽しみです。それにしても本当箱根の栄枯盛衰は激しい、毎年書いている気がしますが。

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2008.12.18

モータースポーツ絡みの独り言(内容はないです)

3、4日ほど前に夜中にフジテレビで放送していた2008年のF1の総集編、まだ録画しただけで見ていないんですけど、フジの総集編といったらFIAの表彰式ですよね、ということで、そういえば今年の表彰式はどうだったのか、今年ドライバーズ3位に入ったわれらがキミ・ライコネンも当然出席していると思われるので、気になって表彰式の画像をネットで探しているんですけれど、探すのが得意ではないので見つからなくてちょっともどかしい今日この頃です。ライコネン情報の貴重な収集場所(「貴重な」というより「唯一の」と言ったほうが正しい)だったライコネンの公式サイトのBBSのライコネンのカテゴリーが随分前からなくなってしまった(履歴から辿るとログインページになってしまう)ので、ライコネン情報が収集できなくなっちゃったんですよ。だもので、表彰式の情報も見つからない、このブログでもライコネンネタが激減してしまったというわけです。ちょっとBBSに行かないでいたらそういう状態になっていたので、どうしてそうなったか謎なんですけど、来シーズン始まるまでに前の状態に戻ってほしいなと思います。

総集編といえば、オフィシャルもまだ買っていないです。フジテレビが出している3巻構成の総集編の方は1巻だけ買おうかな。ライコネン人生最高のレース(本人談)であるスペインGPが入っているし。

F1のホンダに続いて、ラリーからスバルが撤退だそうで。前にも書いたかもしれませんが、何年か前ソルベルグがスバルでチャンピオンになったときのスバルのテレビCMがめちゃくちゃかっこよくて、ビデオに捕獲しておかなかったことを本気で後悔したほど好きでした。それ以来、ソルベルグが優勝してまたかっこいいスバルのCMが登場することを待っていましたが、ずっと眉毛にインパクトのある人がチャンピオンになり続けてしまって。そして、ついにあれ以来優勝することなく撤退し、CM再びの夢もなくなりましたか・・・(まあ、仮に優勝したとしても、多分まったく同じものは作られないから)。とまあ、こんな本質的でないことしか書けないほどにラリーについては門外漢なんですけれど(時々BSデジタルで放送されているダイジェストを見たりするけど。面白いけど、迫力がありすぎてちょっとこわいんですよね)、初心者にとってはラリーといったらスバルというイメージなのでこれまた残念です。まあ、ちょっと不況が深刻化していて、残念とかのんきに言っていられない今日この頃ですが。

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2008.08.18

少クラプレミアム(8/17)と女子体操ネタ (ちょっと訂正)

すばるくんのソロコンですが、お声をかけていただけて、大阪公演の方に行けることになりました(感涙)。本当に嬉しくて、ありがたくて・・・。嬉しくて、普通にしていても顔がにやけてくる状態です。本当にありがたいです。

昨日の少年倶楽部プレミアム、私はまったくのノーマークだったのですが、テレビ・雑誌関係のチェックが私より甘く、基本レギュラー番組以外は自分ではチェックしない妹が珍しく大体の内容を知っていてDVDに録画しておいてくれたので、自分も見ることができました。そうしたら、三兄弟の曲(「オニギシ」)とすばるくん&国分くんのセッション(「ミスタートラベリングマン」←日本人らしくカタカナで書いてみました、そういうことになっています)の両方がフルで流れて、コメントも、三兄弟としてとソロとして2回流れるという、すばるくんファンにとっては思いのほかおいしい内容で嬉しかったです(あ、テーマは過去の「プレミアムショー」のコーナーの中からリクエストを元にいくつか選んで、フルもしくは部分カットでもう一度流すというもの)。そういえば、プレミアム放送1周年か何かの、今回同様ゲストで長瀬くんが出た総集編のときも、何回か映像を流してくれたり、スタジオトークで触れてくれたりして(すばるくんの話題になるときの入りが毎回、国「渋谷くんが・・・」長「ああ、すばるねー」と、トータルでフルネーム言ってくれたのがなんか嬉しかったです)、かなりおいしい扱いをしてくれたんですよね、もう私はNHKさんには何も文句は申しません(まあ、基本、文句があるのはF1絡みでフジテレビさんくらいですから)。あ、でも、一つだけ。関ジャニ∞だけグループ全体の映像がなかったので、すばるくんのセッションの代わりに「Eden」でも良かったなあと思います(実際、自分はセッションの話になったとき、「Eden」をやるものと思っていました)。

今回のプレミアムでVTRコメントでの短髪すばるくんとリクエスト映像での長髪すばるくんを直で対比して見ることができましたが、短髪すばるくんのほうが若く見えますね、いや、わかっていましたが、直で対比してみると一目瞭然で、本当に髪を切って良かったなあと思います。もうしばらく、今の髪型を維持してほしいです。コメントとしては、やはり三兄弟のコメントの方が面白かったけれど(すばるくんは内容よりも話しているときのはにかんだ感じの顔が可愛くて、そっちが印象に残っています)。横山くんの話はやっぱり面白い。

それ以外でもう一度流してくれて嬉しかったのがキンキ・キッズの「愛のかたまり」とヒガシ(withMAD)の「アンダルシアに憧れて」で、しかも両方フルだったので、それが残せてよかったです。「愛のかたまり」は本放送を見逃したのでハイビジョンが見られる母親に再放送の録画を頼んだのですが、ものすごく努力してくれたんだけど録れなくて見ることができなかったので、嬉しかったです。歌は剛くんが大船観音(超ローカルネタですみません)みたいな髪型だった「堂本兄弟」での歌の方が上手だったけど、こちらは2番もしっかり聞けたので良かったです。あれはでも、あれですか、サビの部分は、二人のユニゾンに録音した高音のハモリを乗せているんでしょうか。なんかそういう風に聞こえたんですけれど(1回しか聞いていないから自信ないですが)。←高音のハモリはコーラス担当が別にいてその人がやっているみたいですね、もう一度見直してみたところ。

私はこの曲を最初に聴いたのは、少クラ(プレミアムじゃない方)の赤西くんと亮ちゃんバージョンなんですけれど、彼らのはBメロから完全に2部でハモっているんですよね。それがすごく良かったので、本家本元もそれで歌ってくれたらなあと思っていたのですが、堂本兄弟バージョンも確かサビかBメロのどちらかがユニゾンだったし、今回もサビがユニゾンだったからちょっと残念。いや、正式バージョンはどういうのか知らないので、余計なことは言うべきではないですね。剛くんの「日々が愛のかたまり~」(歌詞違ったらすみません)の歌い方がすごくツボです、これ。

「アンダルシアに憧れて」は、本放送でちらっと見たときに、曲の途中から入ってくるジャニーズジュニアのMADの子たちのダンスがすごく気に入ったので、ちょっと録画しておきたかったのですよ。本放送のときは曲の途中からながら見で見たので誰がバックなのかわからなかったのですが、ダンスがジャニーズにしては非常に上手く見えたのでてっきりジャニーズではないと思ったくらいです。もう一度しっかり見直すと、ところどころにジャニーズクオリティが見え隠れしているのがわかりましたが、それでもやっぱり上手いしかっこいいと思いました。ヒガシの若さもすごいです、いろいろな意味で。

長瀬くんは歌うときの声質が一定で、安定感があって上手に聞こえます。この人はどんどん歌が上手くなっていると思います。あと、V6の坂本くんの歌もちらっと聞けましたが、やっぱりこの人は上手いし、声がすごくかっこいい。この人と国分くんとのセッションがあっても良かったのになあと思います。かなり聞いてみたい。

初めて聞いたのでは嵐の2曲目がクールで良かったです。なんか振り付けがジャニーズっぽくないですね、外国のボーイズバンドっぽい。なんとなくインシンクを思い出しました。

次回のゲストがマルちゃんということで、とても楽しみです。

最後にちょっとだけオリンピックネタを。アテネ五輪のときの女子体操におけるマイMVP(なんのMVPですか)、ロシアのアンナ・パブロワちゃんの種目別(跳馬と床)の演技を、昨日リアルタイムで見られて嬉しかったのですが、嬉しかったのはそれだけ。跳馬の2回目でノーポイント(理由は説明されなかったのでわかりません)、その心理的影響も少なからずあったでしょう、そのあとの床運動でも着地でひざをつくなどのミスがあって、両種目とも出場選手の中で最下位に終わってしまいました。問題の跳馬2回目は本人もちょっと自信があったんじゃないかと思われるだけに(採点の結果を待つ間の表情を見ると)、本当にかわいそうでした。基本的に仮面をかぶっているかのように無表情な彼女の、結果が出てノーポイントだとわかったときのかすかな表情の曇りと心なしか赤くなった目がなんか忘れられないですね。感情がないかのように無表情な顔の中で唯一あの強い目だけに感情が表れる、その顔がすごく印象に残るんですよ、まあ、顔立ち自体、ものすごく整った美少女だから、それだけでインパクトはありますが。美少女とか書きましたけど、やっぱり4年もたつと大人になりますね、大分あどけなさが消えて、眉毛の色も薄くなって、氷のような冷たさを感じる美人になっていました。

今回女子体操を見たのは結局この種目別の2競技だけだったんですけど、ちらっと見た限りでは、やっぱりロシアとルーマニアが2強ですね、美少女度の。アメリカが最近ちょっとこう気さくな感じで(遠まわしな表現)。実力は相変わらずすごいですが(いや、大事なのはそっちだから)。

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2008.08.15

とうとうやってくれました

柔道競技最終日の今日、男子100キロ超級で石井慧選手が金メダルを獲得しました。いや、嬉しいですねー、本当に良かった。今回の五輪では何か水面下で圧力でも受けているのかと思うくらい男子選手はみなさん2回戦とかそのあたりであっさり敗退していて、散々だったソウル五輪以来の(というかそれを下回る)惨憺たる成績には本当にテンション下がりましたけれど(特に昨日)、なんか今日ので万事OKです、終わりよければすべてよし。やっぱり柔道といったら男子柔道だし(いや、ほら、女子の柔道は正式種目になったのもずっと後だし)、その中でも一番の目玉は重量級だと思うんですよ。しかも、日本では特に優れた世界に誇れる人材が次々に輩出され、伝統的に日本が強いのがある意味当たり前になっているクラスですから、ここで勝てないとなると、ちょっと期間限定のライトファンといえど柔道好きとしてはショックが女子や他階級とは違ってくるわけですよ、いや、私だけかもしれませんが。だから、鈴木選手の初戦敗退はやっぱりかなり残念でしたし、石井選手の勝利はことのほか嬉しいのです。今回も準決勝と決勝だけ見たのですが、攻めの柔道、かっこよかったです、素人目にはこの人は思いっきり返されそうな体制・タイミングで大外刈りをかけるように見えて終始ドキドキしましたが。

今日はアベックで好成績で。女子78キロ超級で塚田真希選手が銀メダルを獲得し、2大会連続のメダル獲得を果たしました。ラスト数秒の逆転負けは勝利がすぐそこまで見えていただけに本当に残念だったけど、良い試合内容で見ていて楽しかったです。背負い直前の、もう守りに入って良い時間帯に見せた怒涛の足技攻撃には興奮しました。良いもの見せてもらいました。


話は変わるけど、男子100m自由形、元世界記録保持者のオランダのピーター・ファン・デン・ホーヘンバント選手は結局5位に終わり、五輪3連覇は果たせませんでした。レース後には引退を表明したそうで。まあ、この人もいろいろ故障が多くて国際大会に出られないこともあったからなあ。確か、アテネ直後ですら、北京に出ること自体微妙だったように思うし、だからまあ、来るべきものが来たという感じではありますが、ずっと応援していたから寂しいです、やっぱり。そしてやっぱりスタートは出遅れていましたね、レースの映像、リアルタイムで観ていましたけど、のっけから遅れていましたから。最後までスタートが・・・(遠い目)。前だったら50のターンあたりで追いついてきて後半猛ダッシュで引き離していったのに、ついに追いつけなかったのは残念というより寂しかったです。でも、ピーターが決勝で出したタイムは、実は長らく破られずピーター自身それまで破ることのなかった2000年に彼が出した世界記録よりも上なんですよね。彼がどこの水着を使っていたか知らないのでなんとも言えませんが、全盛期を過ぎながらなおこういう泳ぎの出来る、短距離スイマーとしての彼の底力といいますか、才能のすごさを改めて感じました。

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2008.08.13

また連覇

今回はリアルタイムで優勝の瞬間を見ました。柔道女子70キロ級で、上野雅恵選手が優勝し、大会2連覇を達成しました。またもや連覇ですね。上野選手はアテネ以前から強かったことと姉妹で強いことから、オリンピックと世界選手権のときのみの期間限定の柔道ファンでありしかも基本男子柔道限定ファンである自分の記憶に残っている数少ない女子柔道選手で、彼女に関してはとにかく強いというイメージがあったので、今回も最初から期待していたのですが(なので、時間的に見ることが可能な準決勝からちゃんと試合を見ました)、この人もアテネ以降、思うように結果が出なくて代表落ちしたりといろいろ苦労していたんですね。でも、そんなことはなかったかのように見えるくらい、イメージどおりの強さでした。決勝の朽木倒し、スローのリプレイで見ると、小外刈りから朽木倒しまでの流れが模範演技のようにスムーズできれいで、あれを一瞬の間に(しかもオリンピックで決勝まで勝ち上がってきた選手に対して)やってしまうスピードとテクニックに改めて感心しました。

上でも書いたように、自分は男子柔道が好きなので、これまでの流れがものすごく歯がゆいですが・・・(それ以上に歯がゆいのが男子の球技系種目)。見事に男女で明暗をくっきり分けていますね。昔から日本人選手が特に強さを発揮していた重量級の二人にはぜひ結果を出してほしいです。

その一方で、フェンシングで初の銀メダリストが誕生ということで。世界ランク1位を破ったバドミントンの二人が大金星と騒がれていましたが、この人もまた強敵(世界ランク1位や前回大会のメダリスト)を次々に破ってメダルを獲得していたそうですね。バドミントンの二人は残念ながら決勝には行けなかったけど、フェンシングに続くメダル獲得を果たしてさらに盛り上げてほしいです。

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2008.08.12

前回の大会と活躍している人が被っていますね

今までのところ、金メダリストの表彰式は全てリアルタイムで見ているのに、メダルをきめた瞬間は全て見逃しています。惜しい。一番リアルタイムで見ていなくて残念に思うのは柔道ですね(まあ、1番って言っても、今のところ、柔道と水泳しか金メダリストが誕生していないですが)。決勝の試合は何度もリプレイされますけれど、それまでの試合はなかなか録画映像では見られないですから。今日アテネに続く連覇を果たした柔道女子63キロ級の谷本歩実選手のように、全試合一本勝ちだった場合にはなおさらであります。すっかり忘れていましたが、谷本選手はアテネのときも全て一本勝ちだったそうで、これでオリンピックに2回出場してそのすべてで一本勝ちしていることになるわけで、国際柔道の試合で一本で勝つことが難しい昨今、このことは2連覇にさらに箔を付ける事実だと思います。それにしても、今大会これまで日本が獲得した金メダルがすべて前回大会の金メダリストというのも、いろいろな意味ですごいですね。2度も金を獲るということ自体すごいんですけれども、栄枯盛衰が激しいスポーツ界における4年という期間は決して短いものではないですし、3人ともその間順風満帆だったわけではない、でも、この4年に一度の大舞台に戻ってきてそこで結果を出しているわけですから、本当にすごいことだと思います(ウォザースプーンやハンセンみたいに、オリンピックとオリンピックの間にピークが来てしまう人もいるわけだし)。

今日は仕事が休みだったので、男子体操の団体決勝をがっつり見ました。まあ、がっつりではないですね、全体的にながら見だったし、跳馬のあとちょっと意気消沈して平行棒をほとんど見なかったので。結構得点が高かった平行棒を見逃したのは残念。まあ、連覇はなりませんでしたが、2大会連続メダル獲得となる団体2位は充分素晴らしい。最後の鉄棒で、どの選手も守りに入ることなく難度の高い演技(これを書いている人は初心者で技の難度などまったく分からないので、離れ技にコールマンやコバチのような見栄えのする技を取り入れると難度の高い演技ということになります)を大きな失敗をすることなくこなしていたので、もうそれだけで非常に後味が良かったです(アテネのときのことを思い出してちょっと切なくなりましたが。あの時も最終種目が鉄棒で最終演技者が富田選手だったから)。アメリカチームが最終種目でミス連発だったのを見ると、日本人選手は精神的に強くなったなあとそれも嬉しかったですね。多分、アテネのときも同じことを思ったと思いますが。

そういえば、バドミントンのオグシオの試合の映像を見て、相手の選手があまりに男前でびっくりしました。「こんな形の男女混合ダブルスもあるのか」と一瞬本気で思いましたよ。実力も男性並みでしたね。

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2008.08.11

北島選手、男子100m平泳ぎで金メダル獲得 他五輪ネタ

いやあ、素晴らしかったですねー、北島選手。2大会連続の金メダルを世界新で獲得ですよ。2大会連続ですよ、世界新ですよ、58秒台ですよ。新星のダーレオーエン選手(いや、新星呼ばわりするのは失礼な実績を持っている人なのかもしれませんが。私にとってはまさに、だーれ?オーエン?だったから。・・・すみません、自分の子供が目の前でこんなギャグ言ったら夕食抜きたくなるようなレベルのギャグを言ってしまいました。でも、このネタを言いたいと思った人は少なくないはず)の存在がやっぱり気になりましたよね、こういうダークホース的な存在がするっと優勝をさらってオリンピックのシンデレラ・ボーイなりガールなり呼ばれて一躍“時の人”になることは珍しいことではないですから。でも、新星の存在も長年のライバルの存在もものともしない、素晴らしい完璧な勝利でした。実力もさることながら、その精神力、冷静さも本当に素晴らしい。本当にすごいですよ、かっこいい。レース後のインタビューの、涙で言葉が出ない姿に、思わずもらい泣きしそうになりました(苦笑)。

長年のライバルのハンセンはふるいませんでしたね。スランプなのかここぞというときの精神面の弱さなのか知りませんが、同じ競泳アメリカチームのピアソル選手の厚かまし・・・度胸を少しわけてもらえたら良いような気がします、そういうものがわけてもらうことができるものならば。

競泳といえば、男子200m自由形に、シドニー五輪以来、ちょっと応援しているオランダのピーター・ファン・デン・ホーヘンバント選手が出場していないことを知ってちょっとがっかりしております。が、奥村選手が同種目で日本人初の決勝進出を決めたので、そちらを楽しみに観戦します。ピーターは100mをがんばってください、毎回言っていますがスタートは遅れないように。

楽しみといえば、女子体操です、私は。日本人が出ていようがいまいが楽しみにしている数少ない競技なのですが(何しろ選手が可愛い)、アテネ五輪で惜しくも個人総合でメダルを逃したロシアの美少女、アンナ・パブロワ選手がまたもや参加していることがわかったので、さらに楽しみになってきました。メダルを逃したときの、あの一点をじっと見据えて涙を流している顔の美しさ、可愛らしさは衝撃的でしたから。もう何を目的で見ているんだという感じですが、まあ、可愛いものは可愛いから。

最後に今日の結果ですごく楽しみになったのが、バドミントンですね。世界ランク1位を破る大金星に、北島選手の優勝に負けず劣らず興奮しました。

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2008.08.10

柔道・内柴選手 金メダル獲得

柔道男子66キロ級で北京オリンピックで最初の日本人金メダリストが誕生しました。内柴正人選手が前回のアテネ大会に続いての連覇ですよ。すばらしい。日本人選手の調子がいまひとつでイマイチ盛り上がらなかったのですが(私の中で)、なんかテンションが上がってきました(何しろ現金)。これが起爆剤になると良いですね。

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