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2008.06.13

ウィーン少年合唱団@グリーンホール相模大野

本題の前に「ラスト・フレンズ」の話ですけど、亮ちゃんがまたもや最高でしたhappy02
あの涙のシーン、いつもしゃべりながらテレビを見る私が食い入るように見入ってしまいましたよ。とても良かったです。

それはそれとして。大分日がたちましたが、6日のグリーンホール相模大野でのウィーン少年合唱団のコンサートの感想を。Aプロです。前回のAプロがとても楽しかったのでわくわくして行ったのですが、うーん、普通に楽しかったです。・・・ちょっと表現を遠慮してみました。いや、良かったんですけど、前回がとても楽しかったので・・・。

いや、なんか、みんなお疲れだったのかなあ。声は相変わらず良く出ているんだけど、なんだか合唱がちょっとバラバラな感じがところどころであったし(特にパーセルの3曲が気になりました)、しんどそうな態度の団員が何人かいたりしました。ソプラノの歌声も、みなとみらいのときほどの美しさを感じませんでした、まあ、今回は席がぐっと舞台に近くて(1階の後ろのブロックの真ん中辺の列)粗が聞こえやすいせいなのかわかりませんが。私の中では公演を重ねるたびに歌が良くなっていく印象だったのですが、ちょっと振り出しに戻った感じがしました(あくまで私見)。

何かイコチェアさんもいつものようなノリではなく。恒例の団員の国籍紹介もなく、全体的にテンポ良くというかそそくさと進めていました(多分、子供の体調を気にしてのことだとは思いますが)。一番気になったのが、「ハンガリー万歳」と「流浪の民」の伴奏が、F1マシン並みの速さだったこと(しかも低速のモナコとかじゃなくてイタリアGPクラスのハイスピード)。子供の口が明らかに追いついていないんだけどおかまいなし。「流浪の民」の「馴れし故郷を放たれて」のマヌエルくんソロも、追いつくのが精一杯だったのか、さしものマヌエルくんもなんだか口の中でもにょもにょ小声で歌うのがやっとの感じでした。正直、聞いていて息苦しくなるような速さでした(何しろイタリアGP並みのハイスピードだから)。

まあ、イコチェアさんが例年になくノリのよいカペルマイスターだったから今回のノリだとそっけなく感じてしまうだけで、いつもの年に比べたらそれでもテンション高いほうだとは思いますが、あのノリが好きだったからちょっと残念でした。オーストリア民謡で観客が手拍子で参加する歌のときも、歌が終わって観客が彼らに拍手を送ると、決まって彼らが拍手を返してくれていたんだけど(観客の手拍子に対して)、それがなかった(イコチェアさんがそれを子供たちに指示しなかった)のもなんだか寂しかったなあ、本質的なことではないけれど。

歌に関してはまあ上記のとおりなんだけど、今回アルトが結構良かったと思います。時々秩序を突き破ってオレ道まっしぐらの歌声が聞こえてきたりしましたが、凛とした美しいボーイアルトがソプラノの声量にも負けない声の大きさで聞こえてきて、いつも以上にアルトの歌声を楽しむことができました。まあ、このクラスはアルトのムラが激しくて、前から良いときはとても良かったですけれども。

そういえば、今回はパーセルの2曲目がいつもと違う曲で、カヨーデくんのソロがありませんでした。もっとも彼の歌はウズベキスタンの歌で堪能できましたが。彼も、その歌での相方のモーリッツくんも、前回より良かったと思います。モーリッツくんの歌声、すごく好きだなあ。カヨーデくんは細いとがった声をしているんだけど、合唱(というかマヌエルくん)に声の大きさで負けていなかったのがすごいと思いました。このウズベキスタンの曲が今回のプログラムの個人的なMVP(Pじゃないけど)でした、すごく好みです。世界の民謡系では2004年のインドの曲(シュリランガくんとコルツェニツキくんがソロをとったあれ)以来のど真ん中でした。

そうそう、モーツァルトの「魔笛」の三人の童子の歌を聞くことができました。マヌエルくん、ルーベルトくん、カヨーデくんがソリストで、最初舞台から一旦はけて前奏のときに入ってきて歌い終わるとするするとピアノの後ろに隠れるという、オペラのシーンの軽い実演つきでした。ちょっとちょうどいいバランスでハモっていなかったような。途中で入るタミーノの歌の部分はイコチェアさんがやっていましたが、ピアノを弾きながら、しかも体を観客の方にねじって歌っていたせいか、本当に軽くさらっと歌っていました。

アンコールではグレゴールくんが大活躍(ちょっと嬉しかったことは素直に認めます)。最初のアンコール曲、パニス・アンジェリクスで、いつものヒビキくんに代わって1番のソロを担当していましたし、次のアンコール曲はスピリチュアルソングの中のグレゴールくんソロのある曲だったので。パニス・アンジェリクスは結構良かったと思います、若干声が苦しそうでしたが無難に歌えていましたし、もともと歌い方が正統派ウィーンですから。でも、スピリチュアルソングの方は高音が出なくてつらそうでした。あと、マヌエルくんもそうなんだけど、グレゴールくんも、かなり直線的な歌い方をするんですよね。だから、スピリチュアルソングのような微妙に揺れながら変化するような旋律の歌は表現しきれない。それもまた声が出しにくい状態なのが多分に影響していると思うのだけど、聴いた印象としてはあまり上手に聞こえないので、なんだかもったいなく思います。まあ、ウィーンは毎年こういう風に感じる歌割・選曲が必ずと言っていいほどありますが。今回はアンコールが3曲で、最後はお約束の「浜辺の歌」でした。

今回もマヌエルくんがとっても可愛かったです。1度、誰かが前に出てソロを歌っているときに、その後ろでそれは嬉しそうに口をあけて笑っていて、何がそんなに面白かったのか気になりましたが、とにかくその可愛らしさにやられました。妹もそれを見ていたらしく、二人で「可愛い~」と年甲斐もなく大喜びしておりました。

明日が、私が行く今回のツアー最後の公演です。またBプロ。ウズベキスタンの曲がもう一度聞きたかったのでAプロが良かったんだけど、スターバト・マーテルをやってくれるならBプロがいいので、スターバト・マーテルをぜひお願いします(ここで書いても仕方ないですが)。あれ、とても良かったから、もう一度聞きたいです。

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