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2008.03.06

聖トーマス教会合唱団「ミサ曲ロ短調」聴きに行きました

3日、東京オペラシティコンサートホールで、聖トーマス教会合唱団とゲヴァントハウス管弦楽団演奏のバッハ「ミサ曲 ロ短調 BWV232」を聴きました(指揮はトマーナのカントールのゲオルグ・クリストフ・ビラー氏)。

まずはお目当てのトマーナから。プログラムによると、声変わり前が37名、声変わり後が28名、それぞれ4パート、計8パートに分かれていて、それぞれがほぼ均等の人数だったので(ただ、実際には8部にわかれることはあまりなかったような)、オーケストラが前面にいることでもあるし、声の大きさは大丈夫なのかと心配したのですが、その心配は無用でした。

どのパートも声がしっかり出ていてとてもよく聞こえました(もっとも、自分は、ほぼ舞台の上と言っていいほど、舞台寄りの2階の右サイドの席だったので、聞こえやすかったのかもしれませんが)。特にソプラノは、見たところ本当に幼い感じの小柄の子ばかりだったのですが(ウィーンだったらコアーの中で年少の部類に入るような)、力強く厚みのある歌声で、やっぱり若い(より若い)だけあって高音も綺麗に伸びていて、オーケストラの大きな音のさらに上から歌声が包み込んでくるように聞こえました。アルトの子たちも凛とした良くとおる綺麗な声でとても良かったですし、年長組も、特にテノールパートが良く頑張っていたと思います。

やっぱり少年の合唱ですから、曲によって結構ムラがあり、時々何人かの地声が合唱の秩序の枠を突き破って聞こえてきたり、管弦楽の大音量に負けまいと頑張って大きく声を出そうとして、各パートがそれぞれバラバラにがなってしまってなんだか収拾つかない感じになったりすることがありましたが、個人的には、この声量とこのクオリティで歌えていれば満足できるというレベルだったと思います。

アンコールで歌ったバッハの歌(トマーナだけでアカペラで)も良かった、以前トマーナのコンサート行ったときもそうでしたが、アンコールで歌うバッハの曲はなぜかとりわけ上手に聞こえます、得意な歌なのか、これでコンサートは終わりと思うからか、観ていて気持ちいいくらい、子供たちも楽しそうに生き生きと歌うんですよね。

そういえば、年長の子たちの中に見覚えのある子たちが何人かいて、全然知り合いでもなんでもないですが、ちょっと懐かしいような嬉しい気持ちになりました。

ソリスト陣に関して言いますと、前半と後半(事前のちらしには「1時間50分休憩なし」とあったのですが、ありがたいことに休憩があったのですhappy02)でテノールとバスがそれぞれ違う人が担当したので、計6人登場したのですが、そうですね、その中では女声パートの二人が結構良かったと思います。特にソプラノのウテ・ゼルビッヒが、それほど迫力はないのですが、透明感のある美しいかわいらしい声で聴いていて心地よかったです。

管弦楽はちょっと自分にはよくわかりませんが、全体的にユルい感じだったような。演奏もだけど、態度もユルい感じだったと思います、いや、一般的にオケの人が舞台上でどんな表情なり態度なりしているものなのか、いつも見えないから知りませんので、大概ああいうものなのかゲヴァントハウスの人たちがとりたててユルい雰囲気だったのかはわかりませんけれど。あと、ちょうど席がトランペット軍団と向き合う位置だったせいか、トランペットが演奏するとそればかりがバランスを欠いて大きく聞こえてきてちょっとアレでした。

あと、これは演奏とは関係ないですが、トマーナの団員のアルトパート(多分)の少年の一人がですね、なんだか知りませんが、隣の少年を何かと見つめていたんですよ。ワンフレーズ歌い終わると、もしくは歌っている途中から、隣の少年をすっと見るのです。で、楽譜で次のフレーズを確認するとまた歌いながらすーっと隣の少年を見つめるのです、時折微笑みを浮かべながら。見つめられている少年の方は全くそれに対して無反応で、もう自分、この二人の関係が気になって気になって、風と木の関係だったらどうしようとか思ってバッハどころではなくなりました。まあ、普通に考えたら、何かゲームみたいなことをしていたんだと思うのですが、ちょっとドキドキしました(←バカ)。

気になるといえば、管楽器の、特に男性奏者が、軒並み演奏中に塗ったかのように顔が真っ赤になるのも気になりました。オーボエの男性なんか、あまりに顔が赤いから、途中で倒れないか心配になりましたよ。上にも書いたけど、普段オケの人たちの様子を見ることがないですから、あまり気づかなかったけれど、管楽器の演奏は大変なんだと思いました。

行く前自分の好みかどうか(つまり退屈しないかどうか)気になったミサ曲ロ短調でしたが、どの曲も私好みの美しい旋律で、とても楽しめました。マタイだけじゃなくて、こちらももっと公演数があれば良かったのに。そうしたら、もう一回行ったと思います。

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