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2008.02.20

その時歴史が動いた~加藤清正

いまだ行方の分からない、イージス艦と衝突した漁船の乗組員親子の息子さんは、病後のお父さんの仕事を手助けするために高校を中退し、ホームレスの人たちに釣った魚を無償で提供していた心優しい青年だそうですね。そんな良い人がこんな事故に巻き込まれてしまうなんてなんともやりきれない思いです(そうでなくともむごい話なのに)。良い結果となることを祈るばかりです。

今日はNHKの「その時歴史が動いた」を久しぶりに見ました。戦国武将の加藤清正がメインテーマで、豊臣家存続のため、秀頼を守るべく奔走した晩年を追った内容なんですけど、豊臣家に対する忠誠心とともに家康と渡り合った知将としての側面を強調する論調に、個人的には違和感を感じた番組構成でした。

豊臣家離れする武将が相次ぐ中最後まで豊臣家に忠実だったその忠誠心に関しては異論の余地はないですが、彼が豊臣家にとって良かれと思ってやっていったことは、家康のシナリオに知らず知らずのうちに乗っかっていっただけにしか見えず(家康がどんどん上手くシナリオを変えていったといったほうがいいかもしれませんが)、その場その場でちょこちょこと気が利くだけで、取り立てて先見の明や卓見の持ち主というわけでもなく、政治家としては家康にははるかに及ばない平凡な人物にしかとらえられないのに、番組の論調が、政治家としての彼を持ち上げ彼がもう少し生きながらえればもっと違った結果になったかもしれない、という感じだったので、なんだかちぐはぐな感じがしたのです。

加藤清正はもともと好きだから好意的な評価は良いんだけど、番組が与えている情報とそこから導かれる評価が一致しないというかむしろ矛盾するので、その違和感が気になったというだけの話です。このブログを書いている人は何が言いたいのだろうと思われるかもしれませんが、自分も何が言いたいかというと違和感があったというただそれだけなんです。ついでに言うと、NHKも何が描きたかったのかちょっとわからなかったんですけれど(その違和感のおかげで)。

今日見ていて思ったけど、清正は、あれですね、片桐且元レベルの政治家というような気がする。元から清正の政治力についてはイマイチどう評価していいかわからなかったんだけど、今日見た限りでは片桐且元クラスだと思いました。武士の政治家としては低くはないけど、家康の敵ではない、そんな感じ。家康は政略も優れているけど、時に大胆な賭けに出るその精神力の強さもすごいと思います。

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