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2007.04.14

リベラのコンサートに行ってきました

今日は、オーチャードホールに、イギリスのボーイソプラノのグループ、リベラのコンサート(午後1時からの追加公演)を聴きに行きました。席が比較的良くてですね、やや端寄りではありましたが、1階前から4列目で、メンバーの表情もよく見えました。リベラのコンサートではマイクを使うのですが、今回は座席が巨大スピーカーにかなり近かったので、聴こえてくる歌声が、いつも以上にいかにもマイクを通したようなちょっと加工された響きに聞こえてしまうのが残念でしたが、まあ、仕方ないですね。

リベラのコンサートでは数曲ごとにメンバーによるMCが入るのですが、今回は2005年の2度の来日コンサートのときにはなかった日本語訳のアナウンスがメンバーの言葉の後に入ったので、内容がわかって良かったです。前回(2005年秋のコンサート)はMCで確か全メンバーが紹介されたように思うのだけど、今回は一部のメンバーだけでした。数人の子がかわるがわる担当したのですが、みんなニコニコと愛らしく、そんな彼らのMCを見て聞くのも楽しかったです。

プログラムは、テレビ番組で使われた曲や昔からの定番が多く、なじみの歌ばかりでした。相変わらず照明を多用したボーイソプラノのコンサートとしては凝った演出でしたが、自分は最初のコンサート(2005年春)の照明の演出が一番好きです、なんか、今回どピンクの照明が何回か使われて目がチカチカしました。

歌は良かったですよ、結構。特にソリストによる重唱が、きれいで声のバランスも良い具合で、とても良かったと思います。あと、ユニゾンがきれいでした、良く揃っていたし。まあ、少年合唱のユニゾンって、どの少年合唱団でも良いですよね、どんなレベルの合唱団でもユニゾンにははずれがないような気がします、今まで聴いた限りでは。

今回メインでソロをとっていたトーマス・カリーくんは、確か前回のコンサートでも何回かソロをとっていた子ではないかな、よく覚えていないですけれど、声が高音まで良く伸びて印象に残った子だったので、間違っていないと思います。時折歌声が頼りなげになってしまうところがありましたが(特に出だし)、今回も高音がきれいに出ていて、また丁寧で声の割に大人びた歌い方で良かったと思います。彼とともによくソロをとっていたエドワード・デイくんも、時折声が上手く出ないときがありましたが(ちょっと聴いていてドキドキしました)、歌えている時はカリーくんと遜色なく歌えていたと思います。他のソロの子もみんなある程度のレベルに達していて、ソリスト同士の差がほとんどなかったです。というか、今回に限らず、このグループはパリ木並みに、ソリスト陣の歌声とレベルが統一されていますね。その意味ではすごく訓練されているという感じがします。

今回、ちょっと私の興味を引いたのが「リベラ」のソロを歌っていたリアム・コネリーくんです。発声が違うのか声質が違うのかわかりませんが、なんかリベラの中では異質な歌声で、なんて言ったらいいのかな、他の子より濃い輪郭のはっきりした声でした。良く透るという点では他の子と同じなんだけど、この子の歌というか声には加えて力強さがある。音程は若干不安定でしたが、訓練次第で大きく伸びるのではないかと思いました。どう成長するか楽しみです。

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