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2007.04.10

「この胸いっぱいの愛を」

「亡国のイージス」を見て気になっていた若手俳優の勝地涼くんが出演しているということでちょっと興味のあった「この胸いっぱいの愛を」(2005年)が、TBSで放送されたので見ました。話の展開が急に飛ぶのでカットされているんだろうな、と思ったらやっぱりすさまじくカットされていたみたいですね、CM込みの放送時間よりはるかに映画のほうが長い。なので、映画についてつっこんだことは書けないですが、そうですね、時折「良いな」と思うセリフが出てきたのと、登場人物がみんな優しくて人の心の奥底にある痛みをわかってあげられる良い人たちばかりなのが見ていて気持ちよいような、現実味がないような。まあ、でも、気持ちが良いですね、やっぱり。良い人はやっぱり良いです。なんか伊豆の踊り子がそんなこと言っていたような気がします。

突っ込んだことは書けないと言いながらちょっと書いてしまいますけど、鈴谷青年の物語だけにしぼっても良かったような気がします。もともとタイムスリップものって難しいんですよね、矛盾が出やすいですから。話をしぼって、その分、もっとじっくりリアリティを持たせるようなストーリー面での作りこみをしたら、もっと良いんじゃないかと思いました。タイムスリップとは関係ないけど、オーケストラの演奏会で和美がソロを弾くシーンもちょっと強引ですね。でも、いろいろ言っていますけど、実を言うと、ところどころで号泣していたりする(苦笑)。

秀逸だったのが、俳優陣ですね。伊藤英明、ミムラ共に役にすっぽりはまっていて好演でしたし、勝地涼くんも、良かったと思います。でも、この人は、鋭い顔つきをしていますけど、こういうやさぐれた役には合わないような気がする。で、今回の一押しは、伊藤英明の少年時代を演じた富岡涼くんです。上手いの一言。大きく表情を作らずに目や雰囲気で感情を表現できる子で、おばあさんの家に一人預けられてずっと孤独の中固い雰囲気だったのが、和美が現れて声をかけてもらったときに、すーっとその緊張感がとれて心が和んだのが雰囲気だけで伝わってきたのには感心しました。別にはっきりと笑顔を見せるわけでもなく、急に動きが活発になったというわけでもない、はっきりとした大きな表面上の変化はないのに伝わってくる。和美の病気のことを知り、駅のホームで泣きじゃくるシーンも、もらい泣きしましたよ、リアルで。大人顔負けの演技を見せる一方で、いかにも小さな男の子といった感じの立ち姿のかわいらしさにもやられました。なんか、結構いい子役がいますね、日本にも。

結構良かったので、DVD借りてみようかな。

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