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2007.02.11

「現金に手を出すな」見ました

1954年の犯罪アクション映画「現金に手を出すな」(フランス・イタリア映画)を見ました(ちなみに「現金」は「げんなま」と読みます。多分、本国の人たちは「げんきん」だろうが「げんなま」だろうが気にしないとは思いますが、とにかく「げんなま」です)。初老のギャング、マックスが親友と5000万フランに相当する金塊を強奪したことを知った別のギャングが、その金塊を奪うため、マックスの親友を誘拐、金塊強奪を最後に静かに余生を過ごそうと考えていたマックスだが、親友の救出に向かうという話なんですが、この映画の魅力は、マックスを演じたジャン・ギャバンの渋さで90%が占められていて、言い換えると、ギャバンの渋さを除いたらほとんど何も残らないように思いました(辛口で申し訳ないですが)。

とにかく冗長。あまりストーリー上意味のない会話が多く、「遊び」の部分がメインのストーリー部分と同じくらい幅をとっていて映画のメリハリをなくしてしまっているのに、肝心のストーリーにからむ部分の説明は簡略で状況が把握しにくかったです。ラストも、「ここで終われば余韻が残って良いのに」というところで終わらなくて、でも取り立てて何か言うほどのことがあるわけでもなくて、なんだかぐだぐだした終わり方になっていました。初老のギャングの友情物なんて、結構面白そうな素材なのに、ちょっと料理の仕方が上手くなかったと思います。

ただ、クライマックスの銃撃戦のシーンは良かったです。迫力があってかっこよかった。

そして、上でも書きましたが、マックスを演じたジャン・ギャバンが良かったですよ、とにかく渋い。いかつい顔立ちで美男というわけでは決してないのに、「いい男」と評したくなる、なんとも男らしいかっこよさがありました。指先一本で自在に動かせる舎弟を100人はべらしているというわけでもないのに、大物感があるというか、素晴らしく貫禄がありました。

あと、ここぞという時に流れる、「ゴッド・ファーザー」のテーマの原型みたいな感じのBGMがいい雰囲気を出していました。

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