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2006.12.31

良いお年を!

いや、驚きました、フセイン元大統領の死刑執行があまりに速攻に行われたので。あまり年の瀬にするべき話題でもないと思いますので(というか、難しすぎて手に負えないので)これ以上はつっこんでいきませんけれども、このような、政治的な匂いのする裁判とそれに基づく死刑執行に対しては、何か受け入れられないものを感じます、私は死刑制度に対して否定的な考えをもっているわけではありませんが。また状況が泥沼化するんだろうな、と思いますが、思えば、第2次大戦後、アメリカが介入して泥沼化しなかった戦争など、ほとんどないのではないかと思います(と言えるほどの知識がないくせに言い切る自分がちょっとまぶしい)。にもかかわらず、フットワーク軽く軍事介入を繰り返すアメリカは、よほど第2次大戦における完全な勝利とその勝利に関する自分たちの果たした役割の大きさが、頭にこびりついて離れないんだろうなと思うのですが、何が正しいか正しくないか自分にはよくわかりません。政治は難しすぎて、それに、誰かにとって正しいことが誰かにとって正しくないことで、その逆もまたしかりで、そしてどのどちらが真に正しいかは言えない場合が多いからです。ただ、言えることは、アメリカが正しかろうがそうでなかろうが、現時点では日本はアメリカ自身のパックスアメリカーナ信仰に追随していくしかないということです。残念だけど、それが、核武装の是非を議論することすら封じられる今の日本の道だと思います。・・・なんでこんな話になっているんだろう。

まあ、それはそれとして、今日で2006年は最後なわけですが、しっかり今日も仕事でした。そして2007年最初の日である明日も仕事です。だから、ここのところ粘って起きて聴いているベルリン・フィルのジルヴェスターコンサートは聴けないな・・・。あと、ジャニーズのカウントダウンがあるので、テレビ東京のジルヴェスターも聴けないな・・・、まあ、それは去年もそんな感じでしたが。

来年も、F1、少年合唱を中心とした音楽ネタ、映画、あとジャニーズですね、関ジャニ8、ここらへんを中心にいつまでたっても上達しない文章力を強引にぶん回しながら書いていきたいと思いますので、お時間があるときにでも覗いていただけると嬉しいです。

皆様にとって2007年が良い年となりますように!

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2006.12.27

「高嶋ちさ子 12人のヴァイオリニスト」のクリスマスコンサート

25日に、フィリアホール(超地元の、割とこじんまりとしたコンサートホール)で「高嶋ちさ子 12人のヴァイオリニスト スペシャルコンサート」を聴きました。まあ、自分、この、バイオリニストの高嶋ちさ子さんの新プロジェクトについてはほぼ知らないに等しかったのですが、知り合いがチケットをくださったので、行ってきました(ちなみに高嶋さん自身は不在)。メンバーの一人がうちの地元民で、私にチケットをくださった知り合いが、そのメンバーのお母さんと知り合いで、そこからコンサートに行くという話になったようです。

この「12人のヴァイオリニスト」は若い女性たちによる(27歳~22歳のようです)バイオリンだけのアンサンブル(このコンサートではピアノ伴奏がつきましたが)で、コンサートなどで演奏するのは基本的には12人なんだけど、実際にはメンバーは14、5人いて、その時々でメンバーを入れ替えているみたいです。バイオリンだけのアンサンブルというのは私は初めてだったのですが(しかし、私はクラシック初心者で、かつ声楽に興味が偏っているので、どんなアンサンブルでも初めてということになるので、あまり初めてということに意味はないです)、いや、悪くないですね。

12人ずらっと横に並んで演奏するのですが、軽く弧を描く形で横一列に並んで、思い思いに体を揺らしながらバイオリンを弾いている様が、まず、かっこよくて良いのです。テンション高めで最後がスパっと終わる曲で、演奏終了時に一斉にがっと高く弓を振り上げるのが、特に好きな光景ですね、高さもタイミングも勢いもきれいに揃っていて(まあ、当たり前かもしれませんが)。自分は、集団パフォーマンスが好きなので、それだけで楽しめます、メンバーも若くてほっそりしたこぎれいな子たちばかりだし。

上にも書いているとおり、バイオリンだけのアンサンブルなのですが、いくつかパートわけすることで、結構厚みのある演奏ができるといいますか、オーケストラに近い音色が出せるものなんですね。最初に「フィガロの結婚」の序曲を演奏したのですが、もちろん本物のオーケストラに比べたらかなり単純なものになってしまいますけど、予想以上にオーケストラに近い雰囲気が出ていました。初心者の耳からすると、細かな技術的なところで「まだまだこれから」感がありましたが(何様)、メンバーの息はよく合っているし、個人的には好きなタイプの演奏だったので、これからちょっと注目してみようかな、と思いました。ソロ部分を担当した人が数人いましたが、存在感のある音を出す人が何人かいて、そちらの方面でも興味がわきました。特に、シューベルトの「アヴェマリア」のソロが良かったです、バイオリンの音色が歌声のように聞こえましたよ(上手く表現できないんだけど、「バイオリンが歌っている」と思いました)。シューベルトの「アヴェマリア」は、よく聴くので若干食傷気味なんですけど、やっぱり良い曲ですねー、シューベルトはすごいと思いますよ、自分は。自分の中では、シューベルトとメンデルスゾーンは、大体において「当たり」です(例外もあるけど。あと、あまり聴いていないけど)。

MCで言っていたのですが、今度の紅白に出るそうです(森昌子さんのバック演奏らしいです)。紅白を見るとき、チェックしてみてください(と、関係者のようなことを書いてみる)。

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2006.12.24

今日の題名のない音楽会 他

昨日は「ザ少年倶楽部」という、びっくりするほど若い男性しか出てこないテレビ番組(注:ジャニーズの番組)を見たんですけど、まあ、思いのほか、KAT-TUNの赤西くんをたくさん見られたり、あと、自分が見ていないKAT-TUNの映像をいろいろ見られて面白かったです。「ザ少年倶楽部」と言えば、この前の「ザ少年倶楽部プレミアム」で渋谷すばるくんが歌っていたソロ曲「Greedy」(スペルに自信なし)、放送直後に書いたブログではちょっとテンション低めな感想を書きましたが、その後2、3回聞いてみたら、なんかえらく気に入ってしまって頭の中で数日間えんえん同じ箇所が流れ続けました、もうビデオを見ていないので頭の中のエンドレスリサイタルも終了しましたが。あそこがいいです、男性サイドの歌詞の部分が。あの、間奏部分からの曲の盛り上がりにのっかって勢いよく歌う声の力強さが好きです(バンドの音と、テンションというか勢いがよく合っているし)。なんか、前のブログでは「パンチがない」とかなんとか書いていたような気がしますが、もう忘れました。まあ、「パンチがない」という意味は、別に「声に力強さがない」という意味ではないんですけれど。やっぱりこの人の歌は好きだなあ、上手さでいえば「ジャニーズにしては上手い」のレベルなんだけど、型にはまらない魅力があります。模範解答ではないかもしれないけど、個性的で印象に残る名解答といった感じ(つくづく上手くないたとえだ・・・)。

さて、本題はクラシック系のお話ですね、今日の「題名のない音楽会」はイヴにふさわしくクリスマスの名曲を、「題名のない音楽会」2000回記念ガラ・コンサート出演の面々が演奏するというものです。メゾソプラノのキャサリン・ジェンキンスが「オー・ホーリー・ナイト」、ソプラノのスミ・ジョーが「カッチーニのアヴェマリア」、バイオリンのデヴィッド・ギャレットが「シューベルトのアヴェマリア」、モスクワ・フィルがチャイコフスキーの「白鳥の湖」を演奏ということで、まあ、自分の好きなラインナップだったんですけれども、「白鳥の湖」はともかくとして、ここらへんの歌(曲)は、多少技量は劣っていても、ボーイソプラノで歌われるのが一番自分は好きだと思いました。あの、俗っぽさのない美しい旋律には、透明感のある美しい声で歌われるということだけで必要にして十分という気がしますし、声の美しさそのものを際立たせる旋律なので技術とかで声そのものの美しさを相対的にかすませてしまうことなくただ純粋に声の美しさだけを感じながら聴きたいと思います。・・・なんか、上手く言いたいことが言えない。私は文章の技術がほしいです。

とはいえ、キャサリン・ジェンキンスの厚みのある歌声も魅力的ですし、ギャレット&羽田健太郎さんによる個性的なアレンジの「シューベルトのアヴェマリア」も面白いと思いました。とりわけ、スミ・ジョーのよく通る澄んだ歌声で繊細に丁寧に歌われたカッチーニの「アヴェマリア」は素晴らしかったと思います。

演奏の合間に、いろいろな国(出演者ゆかりの国)のクリスマスの光景のVTRが流れたのが良かったです。その映像の中で歌われているクリスマスの歌もフルで聴きたいと思いました。

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2006.12.22

スパイカーのレギュラードライバーにスーティル

F1ネタをかなり長い間書いていないような気がする。スーティルさんのおかげで久しぶりに書けました(彼のおかげでF1ネタが書けたので敬称付き)。いや、例のあれをやってしまえばいいことなんだけど。

では、本題。スパイカーF1チームで来季クリスチャン・アルバースとコンビを組む相手が決定しました。上述のスーティルさんです。

http://www.f1racing.net/ja/news.php?newsID=137328

上記アドレス先の写真だと、ちょっとコリン・ファレルが入ったオーウェン・ウィルソン(共にハリウッドで活躍中の俳優)といった感じのルックスのエイドリアン・スーティルさんですが、この人、14歳まではピアノ弾きを目指していたそうで。14歳の時にカートに出会って以来、聞きたい音楽は「レーシングエンジンの音だけになった」という、なかなか極端な性格の青年のようです。でも、こういう、思い立ったら一途にのめりこむタイプの人は大物になるかもしれませんね。

いつもプロフィールを書くときに参照しているpitpass.comに、まだスーティルさんのプロフィールが載っていないのでプロフィールは割愛。まあ、上記サイトに結構詳しく書いてありますから。

おまけ:
http://www.f1-live.com/f1/jp/headlines/news/detail/061221132741.shtml

ライコネンが1月下旬にフェラーリデビューだそうで。随分、じらしてくれますね。

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2006.12.18

昨日の題名のない音楽会&ザ少年倶楽部プレミアム

まず、「題名のない音楽会」から。

先週のガラコンサートの続きで、今回は前回と同じ面々が映画音楽を演奏するということだったのですが、もうこれはスミ・ジョーに尽きますね。「ニュー・シネマ・パラダイス」の主題歌を歌ったんですけど、がちがちのクラシックの歌い方ではなく、美しいソプラノの声はそのままに、ミュージカルの歌い方に近い感じに若干カジュアルに歌い崩していて、それがまた、とても良かったのです。あの「夜の女王のアリア」をあんなに上手に歌ってしまうコロラトゥーラ・ソプラノの人が(うちにあるCDでのエディタ・グルベローヴァ・ヴァージョンより良いと思いましたよ、まあ、そのグルベローヴァ・ヴァージョン自体が、スミ・ジョーとの比較云々抜きにそれほど良いとは思わなかったのもありますが。もっとも、もう一回、そのCDを聴いたらやっぱりグルベローヴァはグルベローヴァだな、上手いなと思い直したのですが、それでも、スミ・ジョーのほうが良いという感想は変わりませんでした。まあ、グルベローヴァ痛恨の一作だったのかもしれませんが。ちなみにそのCDがどのCDなのかは、妹にCDをかけてもらったので私にはわかりません)、こんな柔軟に非クラシックな歌い方(でもやっぱり正統派な歌い方だけど)もできるという点でも感心しました。カラオケに行きまくっているとみた。「題名のない音楽会」のサイトによると、来週はカッチーニのアヴェ・マリアを歌うのを聴けるそうで、今から楽しみでたまりません、カッチーニの「アヴェマリア」大好きですし。

次、「ザ少年倶楽部プレミアム」。

TOKIOの国分太一くんがホストをやっているトーク番組(多分、メインゲストはジャニーズタレントのみ)なんですけど、私が今とてもハマっている関ジャニ8の渋谷すばるくんがトークゲストということで、歌も自身のソロ曲、国分くんとのセッション、関ジャニの歌(これはエイト全員で)と3曲聴けるということで前から楽しみにしていたのですが、いやあ、良かったです。

歌に関しては、あのきわどい(いや、きわどいなんてものじゃないな、もうそのまんまだったから)歌詞を普通に字幕に出したNHKに乾杯、なソロ曲の「Greedy」も、国分くんのアレンジも悪くないけど、オリジナルのアレンジでも聞いてみたかったセッション曲のTOKIO「Mr.traveling man」(スペル合っているか自信なし)も、あんまり歌声にパンチがなかったけれど、普通に安定して歌えていて良かったです。

「Greedy」は男性サイドの歌詞と女性サイドの歌詞が一つの曲の中に入っているんですけど、ちゃんと男性と女性とを歌い分けているので、一曲で2度おいしいですね。「Greedy」は「聴くじゃに」ですばるくんが流したのを聞いたことがあるだけなのですが、そのときのインパクトが大きくて、今回のはそれと比べるとちょっと弱い感じがしました。あの時は女性の方の詞のところしか流れなかったけれど、そこの部分、完全に女性の歌い方でしたからねー、蓮っ葉で、ちょっと(というかかなり)エロティックな女性(私の中でのイメージはコートニー・ラブ。・・・うーん、ちょっと違うかな・・・)の歌い方。この人は本当に次から次へと楽しませてくれるなと思いました。なんか、すばるくんと大倉くんのコンサートで歌ったのがすごく良かったらしいので、それが聴きたいと思うのだけど・・・・。

「Mr.traveling man」はですね、まあ、これも普通に良かったんですけれど、聞いていてすごく思ったのが、歌詞の意味を大切に歌いますね、この人は。この歌では、歌の世界観に従って歌の流れに沿って感情をこめているというより、単発的に歌詞そのものの意味に合わせて感情を込めているような感情の込め方に唐突感があったので、逆に歌詞というか言葉の意味を大切にしているんだろうな、と思いました。まあ、だから、この人の歌は良いんでしょうね。

トークの方はですね、一つ聞いていて非常に強く感じたことがありますが、まあ、私は関ジャニファン歴が長くないのでやめておきます、まあ、岡目八目とは言わないけれど、長くないからこそ見えるものってあるんじゃないかとは思いますけれど。とにかくかっこ良かったですね(思わず太字)、私の好きなタイプの仕種、表情をするので、目が釘付け状態。しっかり考えながら丁寧に話をしていたのが印象的でした。結構、素直で照れ屋さんで、かわいい性格ですね。なんかでも、「全てをさらけ出して」と言われて、勢い余って丸山くんのことまでさらけ出していたのはおかしかったです、マル、写真飛ばされちゃって・・・。あと、KAT-TUNの田中聖くんからのVTRのコメントをちょっと照れた感じで見ているときが一番男前に見えました。ついでに田中聖くんもかわいかったです、この人、VTRのあと、いい子いい子言われていたけど、本当に良い子なんだろうなといつも思います、バラエティとかいろいろ見ていると。

最後に関ジャニ全員で歌った「関風ファイティング」、映し方良かったですねー。ちょっと今回はNHK、GJでした。なんかみんなノリノリで良い感じでした、最後にドラゴン来たけど。

なんか、ジャニーズでここまで語るとちょっと気恥ずかしいものがあるけれど、まあ、よしとします。

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2006.12.16

モスクワ・アカデミー合唱団のコンサートに行きました

今日はグリーンホール相模大野にモスクワ・アカデミー合唱団のコンサートを聴きに行きました。この合唱団はボーイソプラノと女声ソプラノ&アルト、そしてテノール&バスで構成されているのですが(ボーイアルトもあるのかもしれませんが、少年の声全体が女声パートに完全にかき消されているので、よくわかりません)、「モスクワ合唱アカデミー」という音楽学校の学生たちということで、年長の団員たち(つまりボーイソプラノ以外の全ての団員)もみな若いです(多分、10代後半から20代前半。20代後半はいないような気がします、まあ、見た目ではよくわかりませんが)。

でも(って、逆接使う必要は別にないんだけど)、なかなか満足のいく合唱を聞くことができました。私の一番のお目当てだったボーイソプラノは、上にも書いたとおり、女声パートに完全にかき消されていて聴くことができなかった(ボーイソプラノだけで歌うこともなかったです)けれど、すごく良かったから・・・。ちょっと男声パートの声が相対的に常にフォルティッシモ全開で、時折高音パートがボーイソプラノも女声パートもまとめて吹っ飛ばされかけていることがあったので、もうちょっと手加減してくれたらなお良かったなというのはありますし、細かなところでふっと気が抜けたようになることがしばしばありましたが、声はきれいによく出ているし(特に男声部はね・・・何しろフォルティッシモ)、声も男声女声ともにきれいないい声をしているし、女声の柔らかく揺らぐ歌い方もきれいでした(個人的にはもうちょっとビブラートが抑え目だとなお良かったです、ロシア人はビブラート歌いが好きなのかな)。「赤いサラファン」「アムール河のさざなみ」アンコールで歌った「アヴェ・ヴェルム・コルプス」が特に良かったです。「アヴェ・ヴェルム・コルプス」が一番かな、この歌のときは男声部の声の大きさもちょうど良くて、本当に美しい合唱でした。あと、日本の「ふるさと」や「赤とんぼ」を歌ったのですが、いかにもクラシック音楽な歌い方&曲の盛り上げ方で、旋律は同じなのに、日本的情緒が影を潜め、ヨーロッパの音楽のような趣が出ていたのが印象的でした(特に「ふるさと」)。外国の人がアレンジした日本の歌って、多かれ少なかれそういう傾向にあると思うのだけど、なぜか今回すごくそれを強く感じました。

プログラムは、前半がロシア民謡と日本の歌、後半がいろいろな「アヴェ・マリア」と宗教曲&クリスマスソングという構成で、「アヴェ・マリア」はグノー、シューベルト、カッチーニの3大アヴェマリアとケルビーニ、ヴェルディ、ドニゼッティのイタリア人製のアヴェマリアをやりました。イタリア人製のアヴェマリアは、聴いたことがないか、もしくは聴いたことはあるけれどすっかり記憶から消えているかのどちらかで、とにかく耳になじみのないアヴェマリアだったのですが、この中ではダントツでケルビーニのアヴェマリアが気に入りました。この中では、というか、結構アヴェマリア全体で上位に来ますね、私の中では。まあ、私の中で上位に来たからといって何の特典もないわけですが、それはそれとして、このケルビーニのアヴェマリアでソロを担当した女性の歌声が、少年の歌声のように、あまり作りこんでいる感じのしないまっすぐで素朴な歌声で、その歌声でこの哀愁を帯びた静かな美しい旋律を正確に辿ろうとするかのように丁寧に歌い上げていくのを聴いていると、心にじわっと沁みてきます。

前半はソロがほとんどの曲であったのですが全部違う人が担当し、後半はソロがあったのはアヴェマリア他1曲で、ケルビーニのアヴェマリア以外の5曲は二人のエリート(?)団員(前半は他のメンバーと同じ衣装を着て舞台上でずっと歌っていましたが、後半はそれぞれドレスを着てソロを歌う時以外は中に入っていました)が、それぞれ3曲と2曲を担当していました。いかにもまだ学生といった感じの、素直な素朴な歌い方の人も何人かいましたが、結構本格的に歌える(ように素人の耳には聞こえる)人が多かったです。ソリストとして前に出てくる人みんな結構それなりのレベルだったことも、コンサートを楽しめた要因です。特に、カッチーニとシューベルトの「アヴェマリア」を担当した女性の歌は、上手なだけでなく音楽性が豊かで引き込まれました、聴いていてじーんときましたよ。

少年たちは緊張しているのかほとんど笑顔を見せず真面目な顔でしたが(でもそれがまたかわいいです)、年長の子たちは、男性も女性もみんなニコニコとしていて感じよく、でも歌っている時はそれはもう真剣で、非常に好感を持ちました。本当に、かなり楽しめたコンサートでした。席が良かったのも大きいかな、1階の前から7列目の真ん中寄りの席だったのでよく声がきこえましたから。

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2006.12.14

サンクトペテルブルグ室内合奏団のコンサートに行ってきました

そういえば、昨日発売の関ジャニ8の新曲「関風ファイティング」、うちでは通常盤を買いました。ミサンガが手に入らなくても(初回限定盤には2曲が収録されていて、かつメンバー色のミサンガがついているのです。今活動しているメンバーは7人なので、7種類の初回限定盤が発売されているわけです)、1枚で4曲聴ける通常盤を選ぶというのが私の(というか、うちの)経済感覚であります。4曲の中では「プロペラ」が一番好きですね、テンポが良くて。なんか「ゆず」に似たような歌があったような気がするような、しないような。

今日、町田市民ホールに、サンクトペテルブルグ室内合奏団のクリスマスコンサート「クリスマス/アヴェ・マリア」を聴きに行きました。町田市民ホールは比較的うちから近いところにあるのですが、行くのは今回が初めてで、有名なコンサートホールというわけではないから(多分。私の知らないところで超有名なのかもしれませんが)どんなものかと思いましたが、1階席だけのコンサートホールで、後ろに行くにしたがって高くなっていくので後ろの席でも前の人の頭でステージが見えなくなることもなく、座席の前と後ろがそこそこ離れていてなかなか良かったです。ただ、音響はあまり良くなかったような気がします、気のせいかもしれませんが。

曲目は3大アヴェマリアやバッハなど良いものばかり(というか、私好みのものばかり)、演奏者の人数が少ないので音が大きすぎることもなく、また、メンバーもノリの良い人たちで(アンコールの「ピチカートポルカ」で、会場の反応をうかがい、わざとその裏をかくようなタイミングで演奏をとめたり続けたりして、会場大ウケでした)、ソプラノの女性も感じ良く、そういう点では良かったのですけれど・・・。正直なところ、ちょっと期待はずれでした。素人の耳にはときおり演奏が一つにまとまっていないように聞こえる部分がありましたし、全体的に演奏が単調でただ譜面どおりに弾いているような印象で、せっかくの良い曲があまり心に響きませんでした。ソプラノの歌声も、ビブラートがあまりにもきつくて、旋律も歌詞も全てがビブラートでかき消されているような感じで、個人的には苦手でした。随分ときつい書き方ですね・・・。ソプラノに関しては、私がビブラートがあまりないほうが好きという、好みの問題が大きく関係していますし、演奏に関しては、クラシック初心者が耳で聞いた印象のままで書いていますので、玄人が聞いたらすばらしいのかもしれませんから。

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2006.12.13

なんだか今日はやけに関ジャニを見た

関東在住の人間にとってはローカルテレビ局でしか日頃目にすることのない関ジャニ8の面々を全国放送で何度も見ることができてうはうはな一日でした。

なんでしたっけ、フジテレビのワイドショーで緊張でこわばったような顔つきの横山くん(いや、実際の心境は知りませんが)のドラマの記者会見の映像を見て、「はなまるカフェ」で司会の3人に口を挟みこむ隙を与えない勢いでマシンガントークを繰り出す村上くんを見て(結構コンサートの映像がたくさん見られて嬉しかった)、「いいとも」でいかにもジャニーズな錦戸くんととってもジャニーズには見えない村上くんを見て(いや、でも、村上くん、おもしろかったですよ、会場でとったアンケートの回答を当てるゲームの時。あの時の村上くんは、「おもろかっこいい」ですか、それの本領発揮といった感じでした)、あとあれですね、TVガイドのCMを見ました。ワイドショーの横山くんと「いいとも」以外は今日仕事が休みだった妹ががんばって録画したのを見たのですが、TVガイドのCMがね・・・。冒頭の横山くんの部分が入っていないのですよ、仕方ないことなんですが。その部分を見ていないのが心残りです。それにしても、TVガイドのCMの話は知っていたけれど、こんなちゃんとメンバーが登場するCMだとは思ってなかったので嬉しい・・・。以前やっていたスマップが表紙のTVガイドの特集号のCMはスマップが全く出なかったので(私の記憶に間違いがなければ、ですが)、今回も同じような作りだと思ったのでね。

スマップといえば、ワイドショーで、ドラクエの新作の発表会に参加した草なぎ剛さんの様子が垣間見られましたけれど、まあ、相変わらず剛くんは剛くんだな、と。この前のFNS歌謡祭で司会をやっているときの、機械のような融通のきかない、・・・じゃない、生真面目な司会進行っぷりと、自分が質問をしていないときのマイクを握り締めたまま棒の様につったっている小学生のようなたたずまいを見ていても思いましたけど、本当この人はいくら売れても人気者になってもベテランになっても変わらず、真面目で一生懸命で、良い意味で素人っぽい素朴さと初々しさがあって、でもどこかとぼけた味があって、そういう剛くんの姿を見ていると、その変わらなさも含めて、やっぱりこの人は良いなと思います。

それはそれとして、本当、普段こんなに普通のテレビ(全国放送の意)で関ジャニを見ることがないから嬉しかったなあ。関ジャニのファンになったら、地元大好きの生粋の浜っ子が、なんだか関西に住みたい気分になっていますよ。なんかTVガイドも、関西版のほうが、関西テレビ限定のドラマの記事がたくさんあっておいしいみたいだし。正直、奈良や京都の美しい寺の数々以外で、こんなに関西を羨ましく思うことがあるとは思いませんでした。すごいじゃないですか、関ジャニ、1千年の日本の歴史と肩を並べていますよ!(私の中でだけだけど)

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2006.12.12

こういう流行には乗り遅れたい

私の職場ではみんな競うように風邪を引いています。そんな中、私一人、風邪をひく気配すらありません。妹にも「本当に風邪ひかないよね」と言われました。「バカは風邪をひかない」・・・巷でよく聞く言葉ですが、確かにそれは真実かもしれない、そんなことをしみじみ思う今日この頃です。そういえば、小学生のときに、りんご病が流行っていて、私の机のある列の一番前の席の子から順にりんご病になって休んでいったので(本当に「順に」でした、同時じゃなくて時間差で休んでいくのです)、「次は私だ」と小学生の頃から怠け者だった私はひそかに病気がうつって学校を休めるのを楽しみにしていたのですが、いざ私の番になったら(つまりすぐ前の席の子が休んだとき)ですね、私の横の子がりんご病にかかって休み、次に私の真後ろの子がかかって休み、結局私だけがこの列で休むことなく、りんご病ブームは過ぎ去っていったなどということがありました。・・・いや、だからどうということはないのですが。

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2006.12.10

今日の題名のない音楽会

「題名のない音楽会」放送2000回記念ガラコンサートを見ました。メゾ・ソプラノのキャサリン・ジェンキンスが出ることは知っていましたが、それ以外には誰が出るのか知らないで見ていたら、コロラトゥーラ・ソプラノのスミ・ジョーが出てきて、彼女の歌を聴くことが出来たのは嬉しかったです。

いや、特にスミ・ジョーファンとかいうわけではなくてですね、むしろ彼女の歌はCDで1回聞いただけなんですが。そのCDとは、ショルティ指揮の「魔笛」でして、ウィーン少年合唱団のスーパーソリスト、マックス・エマヌエル・ツェンチッチ少年(当時)が三人の童子の一人を担当しているということで聴いた(というか、ウィーン少年合唱団員が出演しているということで聴いた)CDなんですけれども、まあ、マックスくんは本当に素晴らしい。そして、マックスくんと共に三人の童子を担当している他の二人のウィーン少年合唱団員がこれまた素晴らしい。マックスくんの歌唱力は、ウィーン少年合唱団の中でも屈指のものですが、それと比してそれほど遜色なく、当時のウィーン少年合唱団全体のクオリティの高さをまざまざと感じさせてくれます。

なんか、いつの間にかウィーン話になっているので軌道修正しますけど、で、そのCDで夜の女王を担当しているのがスミ・ジョーだったわけです。この人の夜の女王のアリアはかなり好きで、この1曲(「復讐の炎は地獄のように燃え」だったかな)でこの人を気に入ったくらいです。夜の女王のアリアは、妹が一時いろいろなソプラノ歌手のCDを集めていたので、いろいろ聴き比べたことがありましたが、上品なナタリー・デッセー・ヴァージョン、艶っぽいスミ・ジョー・ヴァージョン、妖気漂うクリスティーナ・ドイテコム・ヴァージョンあたりが良いなと思いました、個人的には(あと、あまり有名ではないので私のような初心者には馴染みのないソプラノの人ので結構良いのがあったような気がするけど、気がするだけかもしれない)。ドイテコムの夜の女王のアリアは、上手いとかどうとかよりも、本当歌声に妖気のようなものがあって独特の存在感があり、いかにも夜の女王という感じがします。彼女の顔も知らない、CDでしか聴いたことがない私が彼女の夜の女王のアリアを聴いて頭にイメージする夜の女王の姿は、「さよなら銀河鉄道999」のメーテルのお母さんです。太陽のプロミネンスを黒っぽくして顔をつけたようなあれですが、実を言うとどんなだったか記憶があやふや。まあ、それはどうでもいいです。話が脱線しまくりだなあ、元に戻します。

スミ・ジョーは、「題名のない音楽会」では普通に良かったですね、やっぱり上手いと思いました。この人とテノールのロベルト・アロニカの歌う「乾杯の歌」も良かったんですが、なんですか、世の中にはテノール歌手にロベルト・アラーニャとロベルト・アロニカがいるんですね。自分、ロベルト・アラーニャしか知らなくて、「題名のない音楽会」は歌手の表記がなぜかアルファベットのみだし、司会の紹介を「ロベルト・アラ・・・」あたりまでしか聞いていなかったので、登場した人物をロベルト・アラーニャだと思い込み、「顔が随分変わった」と驚きましたよ。まあ、それはそれとして、ロベルト・アロニカは、「ラ・ボエーム」はいかにもイタリア人テノールな歌い方で自分は苦手だと思ったのですが、この乾杯の歌はイタリア人テノールのくどさ(私の偏見)がそんなになくて良かったと思いました。

キャサリン・ジェンキンスは、ビゼーの「カルメン」の「ジプシーダンス」を歌っていましたが、そうですね、細かな部分がいろいろ気になるんですけど、純クラシックではなくクロス・オーバーと考えればなかなか良かったと思います。でも、正直に言うと、前に生で聴いた印象から「ここまではいけるな」と思ったところまではいけていなかったように思いました。

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2006.12.07

ライコネン話ですが、いつも以上に大したこと書いていません

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一応ヘレステストに顔を出しているらしいキミ・ライコネン選手(27)。来年はフェラーリ初年度にして、正念場だと思います。いや、なんか、F1関係のニュースサイトでいろいろな記事見ていると、すっごく「正念場」だと感じてしまうのですよ。実際正念場だと思いますが、ライコネンならきっとやってくれると信じています。・・・なんかこんな感じのフレーズを毎年のように書いているような気がするなあ。

そういえば、まだ買っていないんですけど、今発売中の「F1racing」誌に、同誌のマン・オブ・ザ・イヤー他の投票結果が載っていたのを軽く立ち読みしました。ライコネンは、なんでしたっけ、「オーバーテイク・オブ・ザ・イヤー」に選ばれていました。フランスGPでの、対トゥルーリのオーバーテイクに対しての受賞だったんですけど、全く記憶にないのですよ、ファンとして悔しいことに。もう、私が今シーズンで最も印象的だったライコネンのシーンというのは、ハンガリーかどこかで、周回遅れのリウッツィに追突して乗り上げ、銀のパーツをきらきらと撒き散らしていた、美しくも(他のドライバーにとっては)迷惑なシーンなんです。でも、なんであれ選ばれて嬉しい、本人も「なんとか賞の一つに引っかかって良かった」的なことを言っていました(うろ覚え)。

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2006.12.04

ワイドショーの硫黄島戦特集を見て

今日は仕事が休みだったのでテレビでのんびりワイドショーを見ていたら、今話題の硫黄島の戦い(こう書くと一見戦国時代の合戦名みたいだ)について、映画「硫黄島からの手紙」の映像を交えながら特集していましたが、まあ、やっぱり見ていると胸が痛くなりますね、36日もの間、過酷な状況の硫黄島の中で孤立無援の状態で戦った日本兵たちのことを思うと。この戦いについて日本側の立場で描くとはいえ、今までハリウッドが戦争を題材にして制作した映画における敵国の扱いを思い返すと、「硫黄島からの手紙」の中で日本(軍)がどう描かれるのか、なんだか不安が残りますが、それでもこういうことをきっかけに、60年以上前にこんなにも日本を守るために頑張ってくれた日本人がいたことが知られるようになるのは良いことだと思います。

私は、学生時代、読書をあまりしない割には、太平洋戦争の戦記を比較的よく読みましたが(しかし、ほとんど覚えていないな、それはそれですごいことだな)、本当にあの戦争中日本の兵隊さんはよくがんばったと思うのですよ。もちろん、いろいろ悪いことをしてしまったことは事実だと思うし(それもまた戦争がもたらす害悪ですね)、それはそれできちんと追究していくべき事柄だと思いますが、それとは別に、国を守るために超人的ながんばりを見せた人たちのこともまた知るべきだと思います。

戦争を全く知らない、豊かな日本しか知らない世代の人間が、生まれた時代が遅かっただけで何の苦もなく平和と繁栄を手に入れ享受している世代の人間が、今日的視点で戦前の人間をただ断罪だけするのは、とてつもなく不遜のように感じます。でも、日本兵の悪い話しか知らなければ、それも致し方ないことです。だから、もっとこういった、「頑張った」日本兵の話も知られるようにするべきなのだと思うのですよ。

アメリカ人の作品をきっかけにするのもいいですけど、どうせならやっぱり日本人の手でこういった「頑張った日本兵話」を映画化してきっかけを作ってほしいですね、なんだか知らないけど、やたら戦争物の映画が作られているみたいですし。

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