« ロス・ブラウンがフェラーリ離脱 | トップページ | 要するに関ジャニのすばるくんの歌が好きだという話 »

2006.10.28

一番思い入れのあるウィーン少年合唱団のCD

今日の午後にフジテレビで再放送していたドラマの「ちびまる子ちゃん」を、番組途中からなんとはなしに見ていたら号泣してしまって、自分でもびっくり。小学3年(?)の女子児童のけんか話で号泣!(いや、号泣は大げさですが、まあでも、かなり)。妹に言ったら「疲れてるんだね」と言われましたが、違います。まる子役とたまちゃん役の子がめちゃくちゃ上手くて、なんかこう、もらい泣きしてしまったのですよ(やっぱり疲れているかな、自分・・・)。たまちゃん役の子は、「僕と僕の彼女の生きる道」でしたっけ、草なぎ剛くんのドラマ、あれに出ていた名子役ですが、彼女はもちろんのこと、主役のまるちゃん役の子が、あどけない感じなのに、まあ、自然で上手な演技で・・・。子供二人だけのシーンをきちんとドラマとして見ごたえのあるものに仕上げた二人の小さな名女優さんに拍手です。ドラマはなんか登場人物の造型が原作(特にテレビアニメ版)に非常に忠実で、ついでに演出も忠実で、それがドラマとして良いかそうでないかは別にして、その忠実さには感心しました。31日に新しいちびまる子ちゃんのスペシャルドラマがやるんですよね、私は都合が悪くて見られないけど、ちょっとビデオに録っておこうかなという気になりました。

閑話休題。あまりに長いこと、ボーイソプラノネタを書いていなかったので、書きたくなった次第です。と言っても、新しい情報があるわけではないので、私のウィーン少年合唱団ファンとしての原点となったCD(原点の時点ではCDではありませんでしたが)について、書きたいと思います。

そのCDとは、「ウィーン少年合唱団 子守歌」で、1972年頃のギレスベルガー時代の録音のものだそうです、帯によると(確か72年、73年の録音だったような気がするけど、定かではないです)。これは、自分が1歳の時に、親が買ってくれて(買ってくれたのはCDではなく、同内容のカセットかレコードだったと思います、時代がばれるな・・・)、幼少の頃よく聴いていました。その頃の記憶は全くと言っていいほどないのですが、寝るときにウィーン少年合唱団の歌と童話「三匹のこぶた」のお話カセットを聞くのが好きだったらしくて、「ウィーン少年合唱団のお兄ちゃんたちとブタさんのお話とどっち聞く?」と親が聞くと、「お兄ちゃん、ぶーちゃん」(つまり両方)と答えていたそうで、まあ、昔から欲が深かったわけですが、これが元で、2つの中から1つを選ぶことを迫られたものの両方選びたくてどちらかにしぼれないというとき使う「お兄ちゃん、ぶーちゃん」といううち用語まで出来たりもしました(使っていたのは父親だけですが)、本当どうでもいい話ですが。

今ではもう、ウィーン少年合唱団の団員はお兄ちゃんではなくどちらかというと小さな子どもというポジションになっていますから、最近のコンサートや最近録音のCDはもちろんのこと、大昔の録音をCD化したものを聞いていても、「ウィーンの“子どもたち”の歌を聴いている」気分なんですが(いや、気分も何も、これ以上なく事実なわけですが)、このCDを聞いているときだけはなんて言ったらいいのかな、自分より年上の人たちの歌を聴いている気分になる(いや、実際、年上の人たちであることに変わりはないのですが)。なんというか、当時歌を聴いたときの印象というかイメージというか、とにかく歌を聴いて感じた何か感覚的なものを、このCDを聞いていると思い出すんですよ。思い出すというか、感覚がよみがえってくるというか。だから、激しく懐かしさを覚えると同時に、その頃の感覚に戻って、なんか「お兄ちゃんたちの歌」を聴いている気分になるんです。

こんな、自分にしかわからない超個人的感覚的な話を垂れ流すのはこれくらいにして、CDそのものについてなんですが、もうこれは最高ですね、最高の1枚だと思います、思い入れ抜きに最高。私の中では、いかにもボーイソプラノな歌声の合唱の最高峰というポジションです(ソリストについても全く同じことが言えます、特にソプラノのソリスト)。声質が(大人の歌声と勘違いすることのない)誰がどう聞いても子どものそれであり、合唱としてのレベルはものすごく高いんだけどあくまで子どもの合唱としての最高レベルで、でも、だからこそ、少年合唱の醍醐味がある、そんな感じ。本当に響きがきれいでよく通る、少年らしいりりしい、ちょっと哀愁のある美声で、素直で真面目で丁寧な、でも音楽性を感じさせる歌い方で歌われていて、聞いていると、本当に心地よい感動を覚えます。

私が特に好きなのは「妖精の歌」や「眠りの精」なのですが、フリースの「モーツァルトの子守歌」やシューベルトの子守歌も良いです、いやもうどれも素晴らしいですが。シューベルトの子守歌はちょっとソリストの子が出だしをフライング気味に入るのがかわいいです。そういえば、私が人生で最初に知ったドイツ語は「schlafen(スペル合っているか自信なし)」でした、やっぱり印象に残りますからねー、「シュラーフェ、シュラーフェ」は。しかし、吸収力のある幼児期に何度も聞いていてそれ以上のドイツ語単語が頭に残っていないというのはどういうことなのか。まあ、どうでもいいことですが。

|

« ロス・ブラウンがフェラーリ離脱 | トップページ | 要するに関ジャニのすばるくんの歌が好きだという話 »

コメント

こんにちは。

私にとっても、このCDは 最高の1枚・・の ひとつです。
・・・って言うのも変な日本語ですね。
言い方を変えましょう。 

ベスト3の中の1枚です。

何も言えないくらい、好きです。
こういうことってありますよね?
解説なんて言えない、ただただ 好きなんです。

とっても地味なCDで、このCDが話題になることって あまりないんです。
なので、とっても嬉しかったです~~♪


投稿: うのきょろ | 2006.10.29 08:06

うのきょろさん、こんばんは。

このCD、あまり話題になることがないんですか!合唱も素晴らしいし、ソリストの声もインパクトがあるくらいきれいで魅力があるから、結構ファンの間で人気のあるCDなのではないかとひそかに思っていたんですが・・・。

でも、本当に素晴らしいCDですよね・・・。私も本当にただただ好きです。

投稿: 雪の子キノコ | 2006.10.30 00:38

始めまして。たまたま目にしたブログでウィーン少年合唱団の名前を拝見して懐かしくてコメントを入れさせて頂きました。

投稿: gillman | 2011.07.05 00:03

gillmanさん、初めまして、こんばんは。
コメントありがとうございます。
お返事遅くなってしまいすみません。
懐かしいということは今はもうお聞きになっていないのでしょうか。大分昔とはいろいろな点で様変わりしていると思いますが、少年合唱団の代名詞的存在ということに変わりはないですね。

投稿: 雪の子キノコ | 2011.07.31 22:37

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/30221/12467793

この記事へのトラックバック一覧です: 一番思い入れのあるウィーン少年合唱団のCD:

« ロス・ブラウンがフェラーリ離脱 | トップページ | 要するに関ジャニのすばるくんの歌が好きだという話 »