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2006.04.15

キャサリン・ジェンキンスのコンサートに行ってきました

ウェールズ出身の歌姫、メゾ・ソプラノのキャサリン・ジェンキンスのコンサートを聴きに、東京オペラシティコンサートホールに行ってきました(指揮:ジョージ・ペーリヴァニアン、管弦楽:スロヴェニア・フィルハーモニー管弦楽団)。

第1部:
「クラーリュ・マティアージュ」ブラウニチャール  byスロヴェニア・フィル

「トゥーランドット~誰も寝てはならぬ」プッチーニ
「カルメン~ハバネラ」ビゼー
「蝶々夫人~ある晴れた日に」プッチーニ    byキャサリン・ジェンキンス&スロヴェニア・フィル

「ラプソディア」アイディッチ             byスタンコ・アーノルド&スロヴェニア・フィル

「カルーソ」ダッラ
「ホワイト・ロックのデヴィッド」ウェールズ民謡
「虹のかなたに」ハーバーグ            byキャサリン・ジェンキンス&スロヴェニア・フィル

第2部:
「マスカレード~ワルツ」ハチャトゥリアン     byスロヴェニア・フィル

「帰れソレントへ」クルティス
「オペラ座の怪人~ミュージック・オブ・ザ・ナイト」ウェッバー
「アヴェ・マリア」カッチーニ             byキャサリン・ジェンキンス&スロヴェニア・フィル

「追憶」アウセニク                  byスロヴェニア・フィル

「オ・ソレ・ミオ」
「アモーレ・セイ・トゥ~オールウェイズ・ラブ・ユー」(映画「ボディガード」主題歌・イタリア語ヴァージョン)
「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」サルトーリ&クワラントット  
                             byキャサリン・ジェンキンス&スロヴェニア・フィル

アンコール:
「マイ・ウェイ」                     byキャサリン・ジェンキンス&スロヴェニア・フィル
「ハンガリー舞曲 第1番」ブラームス
「ハンガリー舞曲 第5番」ブラームス       byスロヴェニア・フィル


とまあ、こんな具合なんですが、実際に聴いていると、ジェンキンスの歌はあっさり短く器楽曲は長くて(少なくとも私の脳内計測では)、プログラムで見る以上に、スロヴェニア・フィルフル稼働の印象でした。クラシック初心者の自分は、器楽曲は、気を抜くとどちらが作曲者名でどちらが楽曲名なのかもわからなくなるほど未知のものばかりだったのですが、そんな中なんとか知っていたハチャトリアンのワルツが結構ツボでした。「ラプソディア」も結構好みでした、アーノルドによるトランペットだかフリューゲルだかわかりませんが、その音色が良かったです。

ジェンキンスの歌は良かったですよ~、かなり満足しました。彼女の歌声には、適度な情感と、どんなに力強く歌ってもきつい感じにならない柔らかさがあって、耳に心地よいです。選曲も良く、また、彼女の声や歌い方によく合っているものばかりだし(彼女に合わせている部分もあるかも。「ある晴れた日に」はキーを下げているように思いました、よくわかりませんが)、マイクを使っているのでオーケストラにかき消されることなくしっかり声が届き、とても楽しめました。どの曲もそれなりに楽しめましたが、若干歌い方が軽いのでオペラよりはミュージカル・ナンバーや民謡の方がより魅力的に感じました(とはいえ、ハバネラはかなり良かったです)。特に「カルーソ」と「ホワイト・ロックのデヴィッド」「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」あたりはもう一度生で聴きたいと思いました。というか、今、CDを聞きながらこれ書いているのですが、CDより生の方がずっと上手でした、コンサートの時の方がしっかり地に足がついているような感じ。

ジェンキンスの歌はとても良かったのですが、彼女自身もとても愛敬のあるかわいらしい人でした。歌い終わって引っ込むたび、お色直しをして、青系、水色系、黄色系、白系(スカートに花が散らしてあってとてもきれい)の計4種類のドレスを着て出てきましたが、どれも素敵でしたよ。

観客の反応もとても好意的で、最後の曲が終わると拍手が鳴り止まず席を立つ人も少ない状態でした。ジェンキンスのアンコール曲のあと、スロヴェニア・フィルが2曲ブラームスを演奏したのですが、指揮者のペーリヴァニアン氏が、見た目「幽遊白書」の戸愚呂兄みたいなのですが(失礼)、なかなかノリのいいサービス精神旺盛な人で、ハンガリー舞曲5番のとき、観客にまで指揮棒を振るって、手拍子を要求したりそれを止めたりを、ちょっとオーバーな仕種でやって笑いをとっていました。個人的にはクラシックが大の苦手だった子どもの頃からこれだけは好きだった第5番をせっかく生で聴けたのだから、手拍子にかき消されることなくじっくり聞きたかったというところもありますが、ノリノリの指揮者はキュートだし、会場全体が楽しい雰囲気に包まれて(演奏が終わったらみんなスタンディング・オベーション)、これはこれで良かったです。

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