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2006.03.08

マーラー交響曲第4番を歌うマックス・ツェンチッチ(+α)

さきほどNHKの「その時歴史が動いた ゼロ戦・設計者が見た悲劇~マリアナ沖海戦への道」を、ネットをやりながら見ていたんですが、まあ、こういうのを見ているとせつなくなりますね。子供のころ、よく太平洋戦史を読んでいましたが(難しいところはすっ飛ばしている上に今では何も覚えていないので、例によって知識は皆無)、読んでいて何を思ったかって、たくさんの人生の終焉がただアバウトな数字で表される戦争における人の死というもののあまりの軽さと、アメリカ軍と比較して量的にも質的にもあまりにも劣る装備・兵器(よく知りませんが、93式魚雷とか当時としてはすごいものが日本にもあったらしいですが)で戦わざるをえなかった日本兵の苦難に対するなんともやりきれない思いでした。今日の番組を見ていても、当時の日本海軍がもう少し合理的・現実的な思考をしていればもう少し死者が少なくてすんだのではないかとやはり思ってしまいます、本当に今更なんですが。まあ、当時の日本海軍も何から何まで頭カチカチだったわけでもなく、それこそ欠点こそあれゼロ戦など高性能のものを作り出し、それまで戦艦中心だった海戦の常道に歴史的転換をもたらすことになった空母機動艦隊を活用する作戦をとるなど、そこそこフレキシブルではあったんだけど。あれですね、日本人は、それなりにフレキシブルなんだけど、肝心なところで非合理的なような気がします、今も昔も(それがすべて悪いかどうかは別にして)。

さて、本題。妹が、マックス・エマヌエル・ツェンチッチが1988年にマーラーの交響曲第4番でソロをとったCDを買ったので、聞くことができたのですが。いやあ、妹が言うまでマックスだとは気付きませんでした(最初、1950年代前後のレーゲンスブルグ大聖堂少年合唱団のソリストかと思いました、まあ、それにしては歌い方が軽やかなんですが)。あの、子どもとしての常識を超えた素晴らしいテクニックはあまり感じられず(あの独特の切れのあるビブラートの片鱗はうかがえるのですが)、低音部分はあまり安定していなかったりして、そういう意味ではよくいる上手なボーイソプラノの子の一人という感じなんですが、声が、それこそ鈴を振るようなと形容したくなるかわいらしい声なんですよ。自分にとってのマックスの魅力というのは、あの絶対的(と言ってしまいますよ、もう)な歌唱力なんですけれど、このCDでのマックスにはとにかく声で魅了されました。

・・・なんか、+αの方が長い・・・。

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コメント

こんにちは。

私も昨夜 同じNHKの番組を見ました。 はじめは見るつもりがなかったのですが、息子がああいう機械ものが好きで 見ていたので、ついつい 私も引き込まれてしまいました。

正直なところ、情けなくて悔しくて 涙が出ました・・・。人間って(国籍を問わず、一般論として)、昔も今も 「目先の利益しか考えない」んですね。

決して忘れてはいけない 歴史だと思いました。 

投稿: うのきょろ | 2006.03.09 08:52

うのきょろさん、コメントありがとうございました。
私も決して忘れてはいけない歴史だと思います。
そして、ここから何を教訓として学ぶかということも大切なことだと思いました。

(ごめんなさい・・・以前書いた自分のコメント間違って消してしまっていたようです・・・。)

投稿: 雪の子キノコ | 2006.04.12 14:59

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