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2006.01.25

「フィガロの結婚」(1996年:チューリッヒ)

今週はNHKの衛星第2で深夜にモーツァルトの歌劇を連日(再)放送しています。昨日は有名な「フィガロの結婚」を放送していました。

今回放送されたのは、1996年2月にチューリッヒ歌劇場で上演されたものです(指揮:ニコラス・アーノンクール 管弦楽:チューリッヒ歌劇場管弦楽団)。自分はクラシック初心者なので、有名な序曲やアリアの中のいくつかは聞いたことがあるものの、通して見るのは初めてで、3時間を超える上演時間は長く感じました。ストーリーがまたなんと言いますか、あってなきがごとくだから・・・。とか言って、「オチが最初から見えているよ・・・」と思いながら、途中途中で登場人物のなりゆきにしっかりハラハラどきどきしていたりします。いや、本当、脳みその作りが単純だと人生をより楽しめますよ。

私が知っているアリアといったら、ケルビーノの二つのアリアくらいなんですが(まああと、フィガロや伯爵のアリアでも知っているのはありましたが)、ケルビーノ役リリアナ・ニキテアヌ(唯一?のメゾソプラノ)の歌、情感があって良かったと思います(特に「恋とはどんなものかしら」の方)。ただ、ケルビーノを、例えば、ちょっとトウが立ったボーイソプラノとかメールソプラノとか髪があってもなくてもいいからカウンターテナーとかそういう声がメゾの声域に近い男の歌手はやらないのかな。やってもいいように思うのですが。オペラで他にも男の子の役を女性が演じることはあるみたいですけど、やはり男の子という感じがしないから・・・。それにしても、ケルビーノがあんな思春期真っ盛りなキャラクターだとは知りませんでした。

他のソリスト陣はですね、女性に関しては軒並み細く良く透る美しい声のソプラノばかりでしたが、特に伯爵夫人役のエヴァ・メイの、玉を転がすような美しい声が好きでした。この人は、歌い方も芯が一本しっかり通っている感じで良いです。あと、マルチェリーナ役のエリザベート・フォン・マグヌスの声も好みでした。ほとんど出っ放しのスザンナ役イザベル・レイも上手くてきれいだと思いましたが、コメディ演技が時々ちょっと過剰に感じました。

男性の方は、フィガロ役カルロス・ショーソンの声が深みがありながら良く透る美声で良かったんですけど、伯爵役のロドニー・ギルフリーが大変気に入りました。いや、多分、オリバー・カーン系ルックス(あくまで私見。あとブラピにも似ている気がする、特に「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」の)が大いに作用している気もするのですが(あと、背が高くて舞台栄えするのもいいのかも)、愛敬のある演技が非常にツボでした。歌も良かったですが・・・、声質はどちらかというとショーソンのほうが好きです。なんにせよ、私はバリトンが好きなので、男性の登場人物のほとんどがバリトンもしくはバス(多分)なのは個人的にはこの劇のポイント高いところでした。

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