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2005.10.16

F1中国GP

2005年シーズンしめくくりの中国GPは、ポールからスタートしたフェルナンド・アロンソが優勝を飾り、同時にルノーがコンストラクターズ・タイトルも獲得しました。アロンソに関しては文句のないレース運びだったと思います。さすがチャンピオンといったところですね。フィジケラに関しては・・・、ちょっと異様な感じがしますね、あの第一スティントでのアロンソと比べての遅さといい、終盤のドライブスルーペナルティの元となったSC走行中のピットインの時のスロー走行といい・・・。まあ、うがった見方かもしれませんが、コンストラクターズ・タイトルをとるため、マクラーレン勢を抑えてアロンソを逃がすというチームプレイに徹したんでしょうね。今シーズンのルノーチームは、個々のGPにおけるレース戦略ではときに遅れをとることはあっても、シーズン通しては非常に賢かったように思います。チャンピオンシップをとる上で、損失は最小限に利益は最大限になるよう、レースに関してもマシン開発に関しても最も効率よいやり方をやっているといつも思いました。正しいチーム戦略とそれを確実に実行できるドライバーたちを見ていると、彼らはタイトルを取るべくして取ったように思います。

それに比べると、マクラーレンは頭きんにく・・・、いえなんでもありません。いや、結局、結果論なんですけど、なんかマクラーレンは、例えるならイノシシがただまっすぐに猛進しているようなイメージで、木にぶつかったらそれを力任せになぎ倒して前に進むみたいな、「ぶつかる前に迂回するという方法も世の中にはありますが?」と言いたくなる、そんなやり方に見えました(もちろん、具体的に「何をもって?」と言われたら答えられませんよ、あくまで印象の話なんですから)。でも、私は、そんなマクラーレンが大好きですね、随分とヒヤヒヤさせられましたが・・・。レースでは常に勝利を目指し、誰よりも速く走ることによって勝利を得ようとする、その単純明快にして潔い姿勢が好きですね。ちょっと話逸れますけど、私が好きだったピッチャーというのが、大物打者が相手だと勝負を挑みたくなっちゃう人で、おかげでホームランもよく打たれたりしていらん自責点を増やすことも多かったんですが、それでも、というかそれゆえに好きでした。良いんですよ、最終的に打たれてしまったって良いんです。時速156キロのストレートを上手にスタンドに運ばれたら、それは相手がその時はさらに一枚上手だったというだけのこと、打たれたとはいえ、156キロのストレートそのものとそれを投げ込む自信と気概を見せ観客を楽しませる投手は素晴らしい。変に勝負にこだわらず、クレバーな投球をする投手と比べると、もしかしたら記録上は劣るかもしれないですが、そのどちらもタイプが違うだけですごい投手であることに変わりはない。同じことがマクラーレンとルノー、ライコネンとアロンソにも言えると思います。結果はどうあれ、どちらがより凄いとかより劣るとかではない、どちらも素晴らしかった、いい勝負を見せてくれたシーズンだったと思います、そしてこの例えで言うところの真っ向勝負にあえて挑む投手の気概を見せたライコネンとマクラーレンが私は好きなのです。

なんか、シーズンの総括に入っている上に文脈に乱れが出てきたので(いやそれはいつも)、レースに話を戻しますと、ライコネンのほうは、最終的にファステストはもらうお約束は果たしましたけれど、いまいちフリー走行での速さが感じられなかったのが少し残念です。事前にはかなり燃料を積んでいたのではないかと言われましたが、結局SCのおかげでそれもわからずじまい、地上波で序盤に話題にしていたようにブレーキに問題があったのかもしれないし、2戦目のエンジンのせいもあったかもしれない(対してルノーの2台は新品のスペシャルエンジンだったし)。結果的に2位に入ったとはいえ、鈴鹿で今シーズンが終わってくれたら幸せいっぱいで締めくくれたのにな・・・とちょっと遠い目。これで3年連続のラストレース2位ですね・・・。モントーヤは本当に気の毒でした。来年は二人とも、せめて普通の運があるといいなあ。

今回一番嬉しかったのは、レッドブルのクリエンの暫定ファステスト・ラップ&自己最高位5位入賞かもしれないです。この人は、予選およびレース序盤で良い位置にいると最後にはしっかりポイント圏外に入り込むのに、なんでスタート時10番台だとこんな位置に・・・、嬉しいから良いですけど。確実に成長していますね、この人は。来年が楽しみです。クルサードは反対に「どうしてそんな位置に」な決勝結果でしたが、SCがなければまた違った結果かもしれませんね。

フェラーリの2台はさんざんでしたね。ミハエルなんかもう踏んだり蹴ったり、アルバースの件にしても、リタイアの件にしても、誰が悪いのかよくわかりませんでしたが、とにかく、踏んだり蹴ったり。フェラーリは来年、今年の二の舞は絶対に踏まないでほしいものです、本当お願いだから、またあの強いフェラーリに戻ってください、頼むから。フェラーリが強くないとつまらないです。

トヨタは、ラルフ・シューマッハが見事3位表彰台獲得。シーズン後半に来てラルフが速さを見せてくれるようになって嬉しいです、本当。しかし、トゥルーリが急にここにきて失速しましたね。Bスペックが彼には合っていないみたいですが、マシンの傾向でこんなに変わるなら、似たドライビングのドライバーを並べていない限り、たとえ同じマシンに乗るチームメイト同士であっても、ドライバー同士の優劣は決められないような気がします。

他にウィリアムズのウェバー、ザウバーのマッサあたりが良いレースをしていましたね。でも、SCが2回も入るともう何がなんだかわからなくなります。とりあえず、佐藤琢磨くん・・・、お願いだから、もう少し落ち着いてください、リタイアはマシントラブルだから仕方ないけど、フライングはちょっと・・・。あと、大クラッシュのカーティケヤン、大事に至らなくて良かったです、本当に。

今回はザウバー、ミナルディ、ジョーダンのラストレースということで・・・。3者それなりの存在感を見せていましたが・・・、なんかやはり寂しいですね。

さて今回で今シーズンは終わりということで。終わってみればあっという間だけど、やはり年間19戦は多いな、個人的には。見ているだけのくせしてそう思うのだから、本当、ドライバー他チーム関係者はお疲れ様でした。

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