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2005.09.01

バグダッドの悲劇とハリケーンの被害

アメリカを見れば、ハリケーン「カトリーナ」によって数千人にも上るといわれる犠牲者が、イラクを見れば、自爆テロのうわさが元で1000人以上の死傷者が。今日の夕刊は各紙とも世界で起きたとんでもない災厄の記事がトップを占領していましたけど、本当言葉がないですね。それぞれの被害と犠牲者に対してもそうですけれども、一つだけでも十分に衝撃的なことなのにそれがほぼ時を同じくしてあったという偶然に対しても。こんなに文明が発達しても、それでも1000人単位で人が亡くなる事態が、戦争や戦闘以外の場面でも今もって簡単に起こりうるのだという事実をこのダブル攻撃で痛感しました。「堕落論」で知られる作家、坂口安吾が、ひどい歯痛に苦しんだときのエッセイか何かの中で、「原子爆弾で人を何万と一瞬で殺すことができたって、歯の痛みを止められないなら何が文明だ、ばかやろう」とかなんとか皮肉めいた諧謔的表現を使っていましたが、その安吾のエッセイから約半世紀、文明は歯の痛みはだいぶ和らげてくれましたけれど、まだまだ天災や人災などの災害には大した歯止めにはならないんだなあ(まあ、文明がそう簡単にどうこう出来るレベルの内容ではないけれど)。

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