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2005.09.27

キミ:der moralische Sieger

今日のブログのタイトルは少し前のドイツ紙「Welt am Sonntag」に載っていたアラン・プロストのインタビューの中のプロストの言葉から。アロンソよいしょの後に、キミにもふれたとき、キミを称して言った言葉です。「ところで、私は、ライコネンを今シーズンのmoralischen Sieger (道徳的な勝者、が直訳なんだけど、上手い訳が思いつきません)だと思っている。彼は明らかに他の誰よりも速かったが、マシントラブルやレギュレーションが度々災いした。」とプロストは言っています(まあ、誰も彼もおなじようなことを言ってますけど)。

まあ、レギュレーションに関してはおいといて(みんなが同一条件でやっている以上、レギュレーションのせいでタイトルを落としたとは言えないと思うので。あのレギュレーションは好きじゃないですけど)、今シーズン、ライコネンがチャンピオンシップに勝てなかったのは、ひとえにその度重なるマシントラブルという不運のせいだと思っています。なんか、不運のせいだけではない、ミスも(アロンソに比べて)多かった、とかなんとか言う人が多いみたいなんですが、まあ、確かに数は多いかもしれないですけれど、壁にぶつかって即リタイアレベルの重大なミスはしていませんし、何より置かれている状況が違う。序盤の出遅れと度重なるマシントラブルによる大量のリードを取り戻すべく限界ぎりぎりの走りを常に強いられている、しかも信頼性不足の中、野球で例えるならマジック1のチームを10ゲーム差で追いかけるペナントレース終盤に毎試合先発登板するようなそんな強いプレッシャーの中(なんかかえってわかりにくいな)、という状況を考えれば、驚くべきミスの少なさだと思いますよ、私は。

今季のライコネンは、滅法速く壊れやすいMP4-20のおかげもあって、勝利も敗北も劇的で、そういう意味では非常においしかったと思います。不運だからチャンピオンを逃したけれど、不運だからこそそのすごさが際立ったとも言えますよね。もちろんそう思うのは私がライコネンファンだからであって、他のファンからすれば「別に」だろうし、本人からすれば冗談じゃないといったところでしょうが。なんであれ、数々のスーパープレイと気迫あふれる走りと不運にもめげず最後まであきらめない精神力は素晴らしかったです、やっぱり好きだな、この人は。

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