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2005.08.19

古いウィーン少年合唱団の映画

またまた妹がある方から貸していただいて、古いウィーン少年合唱団出演の映画を観ることが出来ました。1936年の映画で、原題「Singende Jugend(「歌う少年」でいいのかな)」(英語タイトル「An Orphan Boy of Vienna」)です。白黒映画なんですけど(まあ、この頃は大体そうですね)、映画が古いため画像があまり鮮明でなく、しかも白く光ってしまっているため、貸していただいたビデオは英語字幕のもので、英語そのものは簡単なんだけど、白抜きの字幕そのものが読めないということが多い上に、英訳が出ないことも多かったのですが、言っていることは大体想像つきました、なにしろまんま「野ばら」(1957年)ですから(←これ今回のキーワード)。

とにかく、まんま「野ばら」なんですよ、この映画は。ストーリーがほとんど一緒。監督は同じマックス・ノイフェルトなんですけれど、いくらセルフ・リメイクにしたって、もう少し変えようがあるのではないかと思うのですが(「野ばら」の方を)、とにかくまんま「野ばら」。一応、ハンガリー動乱はまだ起こっていないので、孤児の少年は歴史的事件とは関係なく幼少の頃に親をなくし、義父に育てられているんだけど、これがいじわるな人で、とあることをきっかけに彼のところから逃げ出し、親切なハーモニカ(今年来日のフローリアン・リットくんが弾いていたあれだと思います)弾きのおじさん(「野ばら」よりずっと若い、が、ハンガリーの難しい名前の発音には苦労しそうな人、なんとなく)に拾われます。もうここからはほとんど一緒。違うところは、そうですねー、劇中衣装つけてやるオペレッタが「バスティアンとバスティエンヌ」だとか主人公トーニが川に落ちてから目覚める時に団員が歌っている歌が「アヴェ・マリア」じゃない(曲はよく聴くんだけど名前失念)とか。なんか、曲限定になっていますけど、もちろん他にも微妙に違いはあります、でも大体はまんま「野ばら」(小ネタも同じことが多い)。あと、「野ばら」の中でわりと好きな団員たちのいたずらシーンとか歌のシーンとかがあまりなかったです、ちょっと残念。

「野ばら」では主人公トーニを子役俳優が演じていましたが、この映画では子役はすべてウィーン少年合唱団員です。なので、多分、吹き替えなしで歌っているのではないかと思いますが、なかなか良かったです。合唱も子供っぽい声で大人っぽくゆらぐきれいな合唱でした。1930年代の録音を集めたCD「THE VIENNA BOYS CHOIR」(PAST CD 7082)の合唱と似ています、同じ年代だけあって。

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