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2005.08.31

2003年の聖トーマス教会合唱団のコンサート(以外の話の方が多いような)

2003年12月に行ったライプツィヒの聖トーマス教会合唱団のクリスマスコンサート(東京オペラシティコンサートホール)についてはあまり記憶がありませんが、結構満足したコンサートだったように思います。途中何回かあった長いオルガンソロ曲は個人的にはアレでしたが、数々のキリスト生誕を祝う美しい歌で構成されたプログラム(バッハやプレトリウスの作品が多かったです)は、いかにも外国の聖歌隊(?)のクリスマスコンサートといった感じで良かったです。合唱はコンサートの始めから悪くはなかったんですが、あとになるにしたがってぐんぐん良くなっていって、それにつれて観客の側もノッてきて拍手にもより一層熱がこもっていって、その相互作用で本当にいい感じに盛り上がったコンサートだったように思います。最後にアンコール曲としてバッハをやったのですが(曲の名前わかりません、曲はわかるけど。彼らといえばこの曲みたいな曲←全然分からないですね、これでは)、もうそれなんか、「まあ、まかせなさい」とばかり水を得た魚のごとく本当に活き活きと自信に満ちた素晴らしい歌声で、しめくくりにふさわしいその演奏に観客も大満足でした。このコンサートにはNHKのテレビカメラが入っていまして、その放送も見ましたが、やはりそういう会場の熱気というか盛り上がりみたいなものは伝わってはこないですし、正直なところ、演奏も会場で聴いたほどの魅力は感じませんでした(演奏に関してはテレビの機材を通してしまうと音質が変わって聞こえるというのもあるのかもしれませんが)。コンサートは、単に演奏者だけが作り上げるものではなく、会場の雰囲気や盛り上がりといったものと合わさって出来上がる、そういう意味で本当にその場その時限りのものなのだ、という、ある意味当たり前の事実を実感したコンサートでした、私にとっては。

このコンサートのプログラムの2番目に「茨の森のマリアさま」が入っていました。自分、しみじみとしたさびしげな感じの素朴で美しい旋律のこの歌が大好きでして、コンサートでこの曲を聴くのはこれが初めてだったこともあって、団員の一人がいかにもボーイソプラノといった感じの繊細な美しい声でこれを歌い出した時はなんだか感動すらしました、その子の歌声良かったし。

「茨の森のマリアさま」は、トマーナ(CD、コンサート、DVD)、ドレスデン聖十字架少年合唱団(コンサート)、ウィーン少年合唱団、アウグスブルク少年合唱団、レーゲンスブルク少年合唱団、シュトゥッツガルト少年合唱団、リガ大聖堂少年合唱団、ウィンズバッハ少年合唱団(以上CD)ものを聴いたことがあります。それぞれ異なるアレンジでそれぞれ良いのですけれど、ドレスデン、アウグスブルク、レーゲンスブルク、シュトゥッツガルト、ウィンズバッハあたりはかなり大胆なアレンジなので、とにかくあの旋律が大好きな私としてはちょっと・・・、というところです(合唱そのものは結構みんな良いですけど。特にレーゲンスブルクは素晴らしいです、ソプラノのソリストがちょっとパリ木っ子ぽかった)。トマーナのアレンジはかなり好きです。が、個人的に一番好きなアレンジはタイマー氏編曲のウィーン少年合唱団のアレンジです、もともとこれを聴いてこの曲を好きになったのでまあ当然なんですが。1970年代(?)のハンス・ギレスベルガー時代のと1990年あたりのと1999年頃のを(あと90年代半ばのソロのも聴きましたが、ソロにアレンジも何もないのでちょっと別扱い)聴きましたが、中でもハンス・ギレスベルガー時代のものが私にとっての神録音です。哀愁のある美しい声でせつせつと歌うソロと合唱がなんともいえない情感を出していて好きなんですよ。

この曲があまりに好きなので、半年くらい前に携帯を替えた際に着メロにしようと思い、ピアノで音をとりながら(音感が全くないので最初の音は妹にとってもらって)主旋律を入れました。それではさびしいので、この大好きなタイマー編曲をなんとか聴きとって入れられないものかと何度も聴いたのですが、何しろ音感がないので無理。仕方なく自分でお粗末な副旋律を2つピアノで作っていれたんですが、何しろお粗末なので、「複数の旋律があるらしい」程度の効果しかない上に、楽器をうまく選ばないとその存在がさらに危ぶまれてしまうのです。楽器の組み合わせを色々試しましたが、いまだこれという組み合わせが見つからず、着メロ化はまだ果たされていません。いつのことになるのやら。

・・・・なんか話が大きくそれましたが、まあ、とにかく、トマーナのコンサートは良かったですよ。彼らが出演した映画「飛ぶ教室」を見ましたが、せっかくトマーナを舞台にしているのだから、ラップではなく彼らの歌声を使ってくれればいいのにと思いました。「エーミールと探偵たち」もそうでしたが、ドイツではラップがブームなんでしょうか。なんか話がまたそれだしたので終わりにします。

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