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2005.07.09

78年来日のウィーン少年合唱団のコンサート

うちの妹が、とある方からウィーン少年合唱団の1978年の来日コンサートのテレビ放送の映像を貸していただき、自分も見ることが出来ました。1978年のものともなると、テレビ放映されたコンサート映像がビデオで残っていること自体にもなんか感動します、自分は。何しろうちはその頃テレビすらなかったんですから。

それはそれとして、コンサート&78年来日組の話に戻りますが、合唱全体に関しては、一言で言うと、とても元気のいいクラスだと思いました。特にアルトが、いかにも子供らしいかわいい声で、いかにも男の子らしい元気あふれる歌いっぷりで、なんかいわゆる少年合唱団というより児童合唱団といった感じがしました(ソプラノは“ウィーン風”ですが)。

オペレッタは83年来日組と同じ「ウィーンの昔の物語」だったんですけど(なぜかセリフが全て英語)、ラデツキー行進曲にあわせて兵隊さんたちが行進しながらフォーメーションを変えていくシーンから最後までという、とても短い放映だったのが残念でした。ミッチー役のグィド・マンクーシ少年が大柄で太ってはいないんだけどなんとなく丸みを帯びた輪郭・体型、一方父親役の少年が体格はいいもののずっと背が低く声や歌い方が子供っぽくてかわいらしいので、父娘で揉めるシーンがですね、どうにも、聞き分けのない息子に無理なお願いをされてほとほと困り果てるおっかさんの図に見えて仕方ありませんでした、だからどうということはないのですが。

このグィド・マンクーシくんが事実上のソプラノのトップソリストらしいですが、なかなか上手な子で、やや女性的な繊細な声を泣いているかのように震わせて歌う彼の歌声にはなにか哀愁が感じられて良いのです。この子は見た目は先ほども書いたとおり大柄で最年長のようにすら見えますが、まだこのとき11歳だったそうで、その後すぐに変声してしまったのだそうです。11歳にしては驚異的な歌唱力だと思いますが、やや感傷的な表現で言いますと、花はきちんとその咲かせどきに花びらを開くものなんですね。彼はオペレッタ以外では「子らよ、歌え」やシューベルトの「野ばら」でソロの歌声を聴くことが出来ますが、どちらも良かったです。特にシューベルトの「野ばら」は良かったなあ、「野ばら」に関しては自分、ウェルナー派なんですけど。

他にソリストでは「美しく青きドナウ」でソロ二重唱の高い方のパートを担当していた少年が良かったです、この子はこの子で良く透る私好みの美しい声なのでもっとたくさんソロを聴けたら良かったのに、と思いました。

・・・テレビ朝日さん、過去のウィーン少年合唱団のコンサートの映像をビデオ化して販売してくれませんか、ここで言っても仕方ないですが。

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