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2005.06.05

「子供たちは見ている」見ました

イタリア映画「子供たちは見ている」(1943年)をビデオで見ました。恋仲になった男性と別れることの出来ない母親とそんな妻に苦悩する父親の姿を、幼い一人息子の目を通して描いた作品です。名匠ヴィットリオ・デ・シーカ監督の手によるネオリアリズムの先駆け的作品とのことで、人々の姿が非常にリアルに描かれていて感情移入しやすく、その一方でどことなくユーモラスなところがあって結構笑えたりもしました。息子が、物語の始めの頃はものすごく慕っていた母親を、静かに拒絶し去っていくラストシーンはなんとも切なかったです。

この息子を演じた子役ルチアーノ・デ・アンブロジオ少年がとにかく素晴らしいです。IMDBによれば、1937年生まれということなので、この映画の撮影当時、5、6歳だったと思われますが、本当にまだ幼くてあどけなくて抱きしめたくなるほど可愛らしいのに、大人顔負けの名演を見せてくれます。お父さんを悲しませないようためらいながらも嘘をつくシーンでの彼の演技の自然さは、これが映画だということを忘れさせるほどでした。

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