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2005.05.18

好きなウィーン少年合唱団のクラス

また過去のウィーン少年合唱団ネタなのですが、先日、うちの妹が、とある方から92年に来日したシューベルト組のテレビ映像をいただき、私も視聴することができました。何しろ自分、コンサートに行き始めたのが2000年なので当然このクラスのコンサートに実際に行くことはなかったわけですが、ウィーンのファンになっていろいろCDやビデオを集めて聞いた中で特に気に入った歌声の組の一つであり、またそのソプラノのトップソリストは特にお気に入りのボーイソプラノなので、感激でした。すごく嬉しい。

少々大きすぎるところはありますがいかにも少年らしい凛とした力強い響きのアルトもさることながら、ソプラノパートの、心地よいやわらかさを持つ、透明感がありながら豊かな美しい声と、華やかで音楽性を感じさせる(と私は思います)歌い方が、大好きなのです。なじみのない曲ややや食傷気味のシュトラウスその他の定番の曲でも、彼らの合唱だとつい聞き入ってしまいます。童謡「七つの子」なんて、「七つの子」のファンには申し訳ないですけど、童謡が大好きだった子供時代からまあその特にお気に入りというわけではなかった曲ですけど、初めて聴いたとき、その美しさに感激して5回連続で聴いたりしたものです。1960年代に録音されたクラスの中にも1つそういうクラスがあるのですが、曲目関係なしにその歌声そのものを聴きたいがゆえに聴くクラスです、私にとっては。

でもって、このクラスのソプラノのトップソリストのペーター・マティアスくんの歌声が大好きで、好きという点ではこの人が私の中ではナンバー1です(ソプラノの中で)。その男らしい(非常に遠まわしな言い方)ルックスとは裏腹になんて美しい声と優雅な歌い方なんだろうと思います。なんかこの人の声って、まばゆく輝く黄金の声というイメージが私の中にあるのですが、つまりそれくらい私にとって美しい声ということなんですけど、ネット回っていろいろ見ても、ついぞ彼のファンだとか彼の歌声が好きとか言っている人を見かけないところを見ると、私の趣味は異端なのか、彼の声を聴いているつもりで実は私の耳にだけ聞こえる妖精さんの声を聴いているのか、それとも今年のコンサートのプログラムに書かれていたようにオペレッタでのヒロイン姿がたくましすぎたせいなのか。来日コンサートビデオでのオペレッタ「村の床屋」の中でのヨーゼフの登場シーンでの「またあの人が来たわ」みたいなことを言うときの言い方と表情のたくましさたるや、うっかり「どうしますか、姐さん。殺(や)りますか?」と伺いを立てたくなる迫力があってステキでした(いや、そういうことではない)。

「エーデルワイス&ドレミのうた Innsbruck、ich muss dich lassen」 TOCE-7700
この中の、おそらく、1、6,7、17~23をこのクラスが担当しています(あくまで推測)。
また来日コンサートを収録したビデオ「ウィーンの森の物語」があります。
ついでに上であげた1960年代のクラスは、
「Frohe Weihnachten mit den Wiener Sangerknaben」 CH707782
の中で、コダーイの「天使と羊飼い」や「Dreikonigstag」を担当している1962年(?)のクラスです。

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コメント

初めまして。ウィーン少年合唱団ファンですので時折、ブログを覗かせていただいてました。ペーター・マティアス君のこと、私も忘れえぬ大好きなソリストでしたので、TBさせていただきました。逞しいけどス素敵な天使の歌声でしたよねー。よろしければ遊びに来て下さいませ。

投稿: sugiee | 2006.02.10 01:37

sugieeさん、こんにちは。
コメント&TBありがとうございました。
私も実は時々ブログを拝見し、自分が行かなかった頃のコンサートの話など興味深く読ませていただいていたりします。
ペーター・マティアスくんの話、早速拝見しに行きます!

投稿: 雪の子キノコ | 2006.02.10 22:39

こんにちは。随分前の記事のようですが、投稿させて頂きます。92は本当に良かったですよね。当時は自分も子供でしたが、大好きなコアでウィーン少ファンというよりは92&ペーターファンで今に至ります。92は89の後ということもあって地味なイメージですが、雰囲気のすごく良いコアでしたし、ワルツやポルカを歌わせたらピカ一だと思います。ベンヤミンはウィーンフィルに入りましたし、フローSは歌手になってます。エディー、セバスティアンもコルスで歌ってましたし、音楽を続けているメンバーは多いかなと思います。ペーターだけは本当に情報がないんですよね・・。

投稿: Mona | 2008.08.22 07:44

Monaさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

私もいまだにペーターは一番好きな歌声のソリストです。彼の歌声(特に声)はある意味独特ですよね。毎年ウィーンの公演に足を運んでいますが、あの歌声の子が再び現れない限り、彼は私の中で不動の1位です(笑)。

ワルツやポルカを歌わせたらピカイチだと私も思います。上でも書きましたが、私はこのクラスは生で聞いたことがなくて、ビデオやCDでしか聞いたことがないのですが、92年組の日本公演を収録したビデオに入っている「ウィーンの森の物語」を聞いたときには、本当に感動しました。緩急、強弱の付け方が素晴らしくて、それはシュタンゲルベルガーさんの音楽性と指導が大きいと思いますが、とにかく普段流して聞くワルツを食い入るように何度も聞いたのはこのクラスだけです。

シュミディンガーくんは打楽器をやっているんですよね、ウィーンフィルで。ニューイヤーコンサートに彼に似ている打楽器の若い男性の団員がここ2年ほど出ていて、うちではあれがシュミディンガーくんではないかと言っているのですが、画面の端や遠撮でちらっと映るくらいなのでどうなのかなと思っています。

ペーターくんはやはり情報がないんですね。私も時々ペーターの名前で検索をかけたりしているのですが、見つからないのでちょっと気になっているのですが・・・。イメージだけだとすっぱり音楽から身をひいていそうです(笑)。

投稿: 雪の子キノコ | 2008.08.22 20:33

ご返信有難うございます!
そうですよ~打楽器はベンヤミンです。お父様が退団されて入れ替わりで入団した感じです。今年のニューイヤーは割とよく映ってましたね。
ペーターは地元に帰って進学したところまでは知っているのですが、その後の消息が不明で(泣)。声はまだ出ていたのでもったいなかった気もしますが…。ウィーンに残ったメンバーも多い中、地元(かなり田舎)に帰ったところもペーターっぽいと(勝手に)思ってます。

投稿: Mona | 2008.08.23 11:25

Monaさん、こんばんは。

こちらこそ、お返事をくださってありがとうございます。では、あの子がやっぱりシュミディンガーくんだったんですね。ちょこちょこ映っていましたよね。うちでは「もっとカメラ左に寄って~」とか「もっとアップにして~」とかテレビに向かって注文していました(笑)。

ペーターくんは、もし私の記憶違いでなければ、来日公演のパンフレットで将来の夢は「医者」と言っていましたよね。どこまで本気だったかわかりませんが、どちらにしろ、音楽はウィーン少までと決めていたのかもしれないですね。地元に帰ったことを見ても、わが道を行くタイプなのかなと思います。まだ声出ていたんですか、本当にもったいないですね。もったいないと言えば、ペーターの単独ソロってCDで残っていないですよね、自分はそれもすごくもったいないと思っています。ともあれ、どんな道に進もうとも、元気でがんばっていてほしいですね。

投稿: 雪の子キノコ | 2008.08.24 20:40

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» [ボーイソプラノ] ああ、麗しの君はたくましき村娘 [BOY’S VOICE 〜永遠の少年たち〜]
別な意味でとても強烈だったのは、オペレッタ『村の床屋』。村娘のズースヒェンを演じるペーターは、その逞しすぎる顔にとうもろこし色のカツラを被り、真っ赤なワンピースに黄色いエプロンを身にまといます。大抵の少年ならば、麗しい大変身!となるこの姿が、世にもケッタイに見えたのはさすがにペーターならでは。 ‘可憐な恋する乙女‘の登場シーンは、ドスドスと床を踏みしめる男らしい歩き方にとって変わり、床屋の主人ルクスに「笑ったな」と言われればニヤリと気味の悪い微笑みを浮べます。まるで悪党が悪だくみをしてる姿にも... [続きを読む]

受信: 2006.02.10 01:34

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