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2005.04.14

ある元ウィーン少年合唱団員の歌手

もうだいぶ前に、このブログで元ウィーン少年合唱団員のバリトン歌手のCDを注文したとかなんとか書きまして、これまただいぶ前にそのCDを聴いたのですが、今日はそれについて書こうと思います。「元団員にして今はバリトン」に該当する人は星の数ほどいそうですが、私がCDを買った「元団員にして今はバリトン」という人物は、80年来日組でコンサートのオペレッタ「おしゃまなプリマ」でソリストをしていたパウル・エーデルマンくんです(今は「くん」なんて年ではないですが)。前にも書きましたが少し前に妹が80年組の来日コンサートの映像をいただき、それを見て初めてその存在を知った団員なのですが、妹と一緒に何度もその映像を観ていたら、なんか気に入ってしまったのですよ、この子が(当然今は「子」などという年齢ではありませんが)。歌も上手いと思いますが、どちらかというと、というか、それ以上に、オペレッタでの表情や仕種が気に入って、という、ちょっと邪道な理由で(恥)。

・・・で、まあ、今は歌手になっていると聞いたので、検索してみたらサイトがみつかりました。

アドレス→http://www.paul-armin-edelmann.com/

このサイトで成長した姿を見ることが出来たのですが、まあ、随分と顔が濃くなられて・・・(ついでに少し膨張されて・・・)。子供の頃、あるかなきかのごとくだった眉毛もまあくっきりと。そのせいか、オペレッタで見た限りではおとなしそうなイメージ(実際にはどうだか知りませんが)が強かったのに比べるとテンション高めの写真が多いせいか、なんかだいぶ印象が異なるような気がしました。まあ、よくわかりませんが。

で、この人、お父さんのオットー氏が有名なバス・バリトンの歌手、お兄さんのペーターもバリトンと、家族みんなでバリトンやっているみたいです(いや、お母さんはさすがにバリトンはやってないと思いますが)。お父さんは2003年に亡くなっているのですが、その時の年齢が86歳だそうで、パウルくんは実に50歳を過ぎてから生まれたお子さんだったわけです。で、彼とお兄さんは、安田姉妹のごとく(かどうかは知りませんが)、よく一緒にリサイタルをするみたいで、CDも一緒に出しているのですが、それが今回注文したCDで(リンク先はドイツ・アマゾンですが、日本のサイトで買いました)、メンデルスゾーンやブラームス他が入っています。大人になった彼はどんなかなと楽しみにしていたのですが・・・。

全曲デュエットで、どちらがどちらか分かりませんでした。バリトンの二重唱なので、部分的に、片方がテノールに近い声に、もう片方がバスに近い声になる時があって、多分、そういうときに高いほうを歌っているのが若い人のほうではないかと思うのですが、まあ何を言っても推測の域を出ないので。とりあえず、二人とも、落ち着いたさっぱりした歌い方で(まあ、曲の性質もあるでしょうが)、個人的にはそういうほうが好きなので良かったです(いや、別にまだ、大人パウルのファンになると決めたわけではないですが)。それはそれとして、ジャケット写真はあれでなければならなかったのか。もっとなんとかならなかったのか。・・・いや、兄弟仲良さげでいいと思います。何か目指したところと全く逆の効果が生み出されているような気がしないでもないですが。

まあ、そういうわけで、彼の歌声をはっきり聴けなかったのですが(サイトに行けばビデオでオペラに出演している彼の歌が聴けるといえば聴けるのですが、うちはまだ常時接続ではないので、落ち着いて聴いていられないのですよ、電話代が気になって)、この3月にソロCDが出たのでそれで聴いてみようと注文しましたが、まだ来ません。余談ですが、このソロCDでのピアノ伴奏、ウィーン国立歌劇場専属のマルコ・オズビック氏だそうですが、この名前・・・。1996年来日のモーツァルト組のカペルマイスターの名前と同じですよね・・・。やっぱり彼でしょうか。

ちなみに、パウルくんは80年の来日後、82年までウィーンに在籍し、86年から92年まで音楽大学で勉強した後、歌手としていろいろ活動しているようです。先日亡くなったヨハネ・パウロ2世の前で歌ったこともあるらしいです。また、ウィーン国立歌劇場で「魔笛」にパパゲーノとして出演した際、後輩とも共演したみたいです。後輩との共演といえば、やはり今バリトンとして活動している、83年、86年に来日し、CD「バスティアンとバスティエンヌ」でも有名なゲオルク・ニグルくんと、98年のウィーン祝祭週間で一緒に出たみたいですね。パウルくんは大きくなってから2001年に「セヴィリアの理髪師」のフィガロ役として来日(バーデン市立歌劇場)していますが、来年、東京新国立劇場の「こうもり」にファルケ博士役で出演するため来日する予定だそうです。

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