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2005.04.12

「ショーシャンクの空に」を見ました

もう何年も前、まだ教育テレビで月1回日曜日の夜に映画を放映していた頃にビデオにとったまま未見であった「ショーシャンクの空に」(1994年・アメリカ)を見ました。この映画、かなり世間の評価が高いみたいですし、何年間も放置していたこの映画を見る気になったのも少し前に知人に「この映画は良い」と太鼓判を押されたことがきっかけだったりするんですが、そうですね、確かに良い映画だと思いますが、個人的にはそれほどツボではなかったです、おそらくハリウッド映画に多く見られる二つの欠点「饒舌」と「潮時知らず」のせいだと思いますが。ハリウッド映画は素晴らしいと思いますが、言葉による説明が時に多すぎるように思うんですよ。それと、良い映画なのに、ダラダラとエピソードを続けて、「この時点で終わっていればすごく余韻が残ったのに・・・」と思うことも多いように思います。主人公アンディが脱獄を果たしたあと、レッドが出所しアンディと再会するまで話が続きますが、確かに映画の中でのアンディとレッドの友情は美しいからその結末まで描く意味はわからなくはないのですが、無実の罪で投獄されたアンディの脱獄とは違い、実際に殺人を犯したレッドが仮出所し自由をかみしめている姿を見てもそれほどの感慨はないんですよ、私は。しかも、かえってアンディの脱獄のインパクトが薄らいでしまい、なんだか感動が宙ぶらりんになった気分でした。

もちろん、良いところもたくさんあります。アンディが手腕を発揮し、どんどん自分の待遇や刑務所を変えていくあたりは見ていて気持ち良かったです。アンディが看守長の相続税回避を手伝う代わりに要求したビールをアンディの仲間が飲み、その光景をアンディが微笑みながら見ているシーンはすごく好き。このときのアンディ演じるティム・ロビンスの表情がすごく良かったです。あと、何でか自分でも謎なんだけど、アンディが「フィガロの結婚」のレコードをスピーカーで刑務所全体に流し、それを皆が聞き入るシーン、別に感動したという自覚は一切ないのに、涙が止まらなかったんですが、なんだろう・・・、疲れているのかな・・・。ちょっと無理するのは止めよう・・・、でもやめるほど無理していないからやめようがない・・・。それはそれとして、アンディのキャラ、良かったです、強く、前向きで、誠実で。

俳優さんでは、ティム・ロビンスはもちろんのこと、レッド役モーガン・フリーマンがいい味出していて良かったです。

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