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2005.03.31

ヘイリーのコンサートに行ってきました

29日、今公開中の映画「ローレライ」の主題歌を歌うニュージーランドの歌姫ヘイリーのコンサート(指揮:ユーリ・シモノフ、モスクワ・フィルハーモニー交響楽団)を聞きに、東京オペラシティコンサートホールに行ってきました。・・・ヘイリーのコンサートというにはちょっと出番が少なかったです、アンコール2曲を入れて全部で7曲を前半歌って終わりでした。

ヘイリー、ピュアボイスと言われるだけあって、それはそれは透き通った美しい声で、まるでエコーがかかっているかのような響きをしていました。ただ、自分、ヘイリーのことも声楽のこともよくわかりませんが(その割にはえらそうに書き続けているなあ、自分)、ヘイリーはのどで歌っているように聞こえるので、そういうのはCDで聞く分には構わないのですけれど、オーケストラをバックに広いコンサートホールで聞くと、彼女の声はもちろんこちらまでちゃんと届くのですが、声が大きくなればなるほど、のどが張り裂けてしまうのではないかとなんとなくドキドキしてくるんです。オーケストラとヘイリーの歌い方はそれなりに合うのですが。

ヘイリーは濃さが上下で違うピンクのドレスで登場したんですけど、可愛らしい人でした、本当。顔もリリー・ソビエンスキー(ハリウッド女優)似(あくまで私見)の美少女ですが、振る舞いも可愛らしい。会場を見渡して手を振っているお客さんに振り返す仕種、お辞儀、拍手に対してお礼(日本語で「ありがとうございます」)を言ったり、伴奏のモスクワ・フィルの団員をたてたり、そういう行動の全てが、はにかんでいるみたいな感じで初々しく礼儀正しく感じがよく、見ていて気持ちのいいお嬢さんでした。指揮者のユーリ・シモノフ氏も、なんだか可愛い孫娘を披露するみたいな感じに彼女をエスコートしていて、それもまた良い感じでした、何回か彼女にキスをし、回を追うごとにだんだんキスが大胆になっていくのは笑えましたが。

モスクワ・フィルは、単独では、コンサート冒頭にシューベルトの「ロザムンデ」序曲D.797を、そして後半、リムスキー・コルサコフ作曲の交響組曲「シェエラザード」作品35を演奏しました。アンコール4曲(チャイコフスキーの「白鳥の湖」から他。よく分かりません、何しろ、私はクラシック超初心者ですから)も含めて、自分は、「シェエラザード」の演奏が一番良かったと思います。この曲を聴くのは、というかそれ以前にこういう曲がこの世に存在することを知ったのもこのときが初めてだったんですけど、曲自体も、エキゾチックな独特の魅力があると思いました、なんか映画音楽みたいにも思いました。タイコ系の人たちが、曲の盛り上がりの部分になると、せわしなく打楽器を持ち替えたり、お互いの持ち場を入れ替わったりして、その動きが面白かったです(何しろ、私は・・以下略)。「ロザムンデ」は、これも聞くの初めてなのですが(何しろ、私は・・以下略)、厚かましく自分の思ったことを言いますと、もう少し、テンポに緩急があれば、もっと良かったのではないかと思いました。

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2005.03.30

モントーヤ、バーレーンGP欠場

本当は先に書きたいことがあったのですが、ちょっとこちらを優先。マクラーレン・メルセデスのファン・パブロ・モントーヤが先週末テニス中に負ったケガのため、今週末のバーレーンGPを欠場することが正式に決定しました。サード・ドライバーのペデロ・デ・ラ・ロサがレースに出走、サード・ドライバーとしてアレクサンダー・ヴルツが金曜日にステアリングを握ることになりました。足を滑らせて転んで肩甲骨を折る、って、どういう転び方をしたのか気になりますが、っていうか、私の貧弱な想像力では、肩甲骨を折るような転び方というのは、肩甲骨を折る程度で済んでむしろよかったとも言える危ない転び方だったのではないかと思うのですが、なんにせよ、早く治ってレースに復帰して欲しいです。バーレーンとサンマリノは間が3週間空いていますし。そして、こういうパターンのときにはいつも言うことですが、代理出走のデ・ラ・ロサには、形がどうあれせっかくまわってきた機会ですから、良いアピールが出来るように頑張ってほしいです。

http://www.f1racing.net/ja/news.php?newsID=81357

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2005.03.27

「グッバイ、レーニン!」見ました

かねてから見たいと思っていた「グッバイ、レーニン!」(2003年・ドイツ)をDVDで見ました。ベルリンの壁崩壊、東西ドイツの統一をバックグラウンドに、余命いくばくもない母親のために、優しい嘘をつき続ける息子の姿を、軽いコメディタッチで描いた作品です。いやもう、この母親思いの息子の優しさと一生懸命な姿が本当に美しいです。最後のビデオをみんなで見るシーン、ビデオを満足そうに見つめながら時折母親の方を振り返りその様子をうかがう息子と息子の優しい嘘に気付いているのかビデオより息子の後ろ姿を愛情こもったまなざしで見つづける母親の姿に、無償の母子愛が強く感じられる素晴らしいシーンだと思います。息子ほど真剣でも親身でもないかもしれないけれど、それでも必死に頑張る彼とその母親のためにいろいろ協力してあげる隣人、友人たちの存在もまた、見ていて気持ちがよかったです。

俳優に関しては、みんなそれぞれ素晴らしいと思うのですが、やはり主人公アレックスを、コミカルにキュートに演じたダニエル・ブリュールが特に良かったと思います。優しいアレックスそのままに、優しそうな好青年という感じでした。

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2005.03.25

「ゾンビ」「レッド・ドラゴン」見ました

はい、立て続けにおっかないのを見ております。

「ゾンビ/ディレクターズカット完全版」(1978年・アメリカ)は、自分が昨年わざわざ映画館まで見に行った「ドーン・オブ・ザ・デッド」のオリジナルで(それにしても、特にモンスター映画が好きというわけでもないのに、なぜ映画館まで見に行ったか自分でも謎)、リメイクの「ドーン~」が結構面白かったし、当時カルト的人気を博した作品だということで、ずっと見たいと思っていた作品だったんですが、・・・そうですね、ちょっと期待しすぎました。いや、あの、「ゾンビ」にそこまで大きな期待を抱いた自分がちょっと切ないんですけど、それはそれとして、一言で言うと、その時は衝撃的であっても時代の流れと共にどんどん古びてしまう類の作品だと思います。まあ、ホラーやサスペンスはどうしてもそうなりがちだとは思います、どんどん映像表現がどぎつくショッキングになっていくので、昔の恐怖表現では怖いと感じなくなりますし(それがいいか悪いかは別として。あ、でも「サスペリア」や「ザ・チャイルド」は怖かった、特に「サスペリア」は私、ほとんどのシーンを指の間から見たような気がします)。ただ、どぎつい映像だけが恐怖を作り出せるというわけではないので、のんびりゾンビだろうが、グロ映像がリアルではないので全然気持ち悪くなかろうが、もっと怖く作ることはできるのではないかと思いましたが。あと、よく言われる「大量消費社会に対する批判、風刺」「本当に怖いのは人間自身」といったことに関しても、もっと同様の事柄を上手く表現した映画を見たような気がするので、特に感じるものがありませんでした。・・・こうやってムキになっているところを見るとよほど期待していたんだ、自分・・・(涙)。

「レッド・ドラゴン」(2002年・アメリカ・ドイツ)は、演技に定評のある役者さんたちがたくさん出ていてそういう意味では見ごたえがあったし(ただ、エミリー・ワトソンの盲目演技は、あれは・・・あれでいいのでしょうか)、見ている間は結構面白かったのですが、終わってみると山のようにほっておかれた謎が残っていてそれがどうもすっきりしませんでした。


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2005.03.24

「グリュース・ゴット!ウィーン 2005」

ネタとして古いか新しいかは分かりませんが、とにかく今日、本屋で、今日のブログのタイトルと同じ題名の本を見つけました(立ち読みだけなので、タイトルうろ覚え)。雑誌「ショパン」に2000年から2001年にかけて連載されたものに書下ろしをいくつか加えた、タイトルどおり一冊丸ごとウィーンネタの本でして、もちろんウィーン少年合唱団のことも書いてあるのですが、その中に、声楽の道に進んだ卒業生として、マックス・エマヌエル・ツェンチッチのことが少し取り上げられています。おそらくファンの方なら、既に知っているであろう範囲の内容なんですが、それでもクレメンス・クラウスですら一行で終わりのことを思えば(タイマーさんなんて名前すら出てきませんよ、毎年(?)、年の始めに日本でタクトを振っているというのに)、割とスペースを割いていると言えますし、大きく写真まで載っています。マックスのホームページのトップ、というかどのページをクリックしても常にページ左上にどんと載っている(最近ホームページ見ていないので、変わっているかもしれませんが)、オペラの衣装を身に着けた(多分)写真ですが。どうでもいいですけど、大きくなってからのマックスの顔って、K-1選手のミルコ・クロコップに似ていますよね、ピアニストのマキシムにも似ている。して見ると、マックスの顔って言うのは典型的なクロアチア顔なのかな、そういうこと詳しくないのでよくわかりませんが。

あ、ウィーン少年合唱団の記事自体(ちなみにこれは多分書き下ろし)は、少年合唱団の歴史、活動、現在のあり方について書いた総論的内容でして、来日する(した)団員についての具体的なこととかは一切書いていなかったと思います(とりあえず、特に取り上げているのはマックスのみ)。ななめ読みしただけなのでよく覚えていません。ちょっと面白そうな内容だとは思ったんですけど、結構値段が高いから・・・。

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2005.03.22

「デビルズ・バックボーン」を見ました

スペインのホラー映画「デビルズ・バックボーン」(2001年)を見ました(DVDで)。内戦下のスペインの孤児院を舞台に、そこで以前殺された少年の幽霊と今現在生きて孤児院で生活する少年たちが一致協力して、その双方が恨みを持つ悪い男に復讐する話です。・・・素材は悪くないと思うんです。ストーリーにもう少しひねりがあって、脚本にもう少し深みがあれば、それなりにいい映画になったような気がします。あと、悪者が、映画における悪者としての大物感とか風格がいまいち足りないんですよね。演じているエデュアルド・ノリエガは立派に悪者になりきっていますし、実際映画の中で彼がやっていることはそれはもうひどいのですが、何かこう、何かが足りない。ホラー映画としては、サイコホラーとしての怖さよりスプラッターホラー的怖さのほうが強かったです。ダメなんですよ、私は、一回で致命傷に至らないような攻撃を何度も受けて苦しみながら殺されていくシーンは。俳優に関しては、主人公の男の子の泣き顔がいかにも子供っぽくあどけなくて可愛らしかったのがツボでした。


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2005.03.21

F1マレーシアGP

ルノーに移ってきてからセパンではグリッドの頭とお尻からしかスタートしたことのないフェルナンド・アロンソがポール・トゥ・ウィンで自身2度目となる優勝を飾った第2戦マレーシアGP、すっごく面白いレースでした。BARの佐藤琢磨選手が発熱によって出走とりやめになったのは残念でしたが、心配された天候の崩れもなかったし(予選はもちろんのこと、雨の決勝レースも好きではないです、個人的には)、表彰台の顔ぶれは新鮮だし、何よりバトルが多くて本当楽しかった。特にウィリアムズの二人は終始攻撃的ないいレースをしていましたね。もう、ウェバー、ラルフ、ハイドフェルトの三つ巴のバトルなんて、めちゃくちゃ興奮しました。ウェバーは残念な結果になってしまったけれど、予選10位から3位入賞を果たし、4年ぶりに表彰台に上がったハイドフェルト、すばらしかったです。表彰台の上で控えめに喜びつつも、てこでもシャンパンファイトをやり続けようとしていて、なんだか可愛かったです。そういえば、yahooのコメントでウェバーが「1回目のピットストップのあと、フレッシュタイヤを履いたフィジケラ」がどうのこうのと言っているんですが、ちょっと私、これどういう意味なのかよくわからないのですが。

新鮮な表彰台の最後の1枠、2位に入ったのは、なんとトヨタのトゥルーリ。ラルフも5位に入ったし、すごいですね、トヨタ。マレーシアに来るまでにいい空力パーツを導入したとか言っていたけれど、こんなにてき面の効果が現れるとは思いませんでした(去年Bスペック導入しても少ししか向上しなかったから)。特に運に助けられたわけでもないし、トゥルーリの燃料搭載量はアロンソと変わらなかったし、レース中のスピードも良かったし、実力は本物っぽいですよね(よく分かりませんが)。おかげで、地上波では楽しみにしていたハイドフェルトのインタビューがカットされてしまって残念だったけれど、なんやかんや言っても、日本の企業名を冠しているチームが良いところに行くのは悪い気はしないものです。まあ、正直なところ、TMGの本拠地はドイツみたいだし、スタッフも日本人じゃない人が多いから、ジャパンパワーとかフジに言われてもあまり実感ないのですけれど。

レッドブルの2台は、2戦連続ダブル入賞ということで(クルサード6位、クリエン8位)。クリエンは・・・、自分スタート時はとにかくライコネンしか見ていないので確信ありませんが、この人、スタートで順位落とすことが多いような気がします。もったいない。バリチェロとこの2台のバトルもなかなか良かったです。

で、そのバリチェロというかフェラーリなんですが、とにかくF1見出して日の浅い私には、今回のフェラーリは「フェラーリであってフェラーリでないもの」に見えたのですが、まあ、タイヤはともかく今は旧車なのでまた新車が出れば状況も変わると思いますが、個人的にはフェラーリが弱いとつまらないので早くなんとかしてほしいです。シューマッハ兄も、シューマッハ兄だから映っているって感じで(後、マレーシアの国際映像は比較的いろいろな車映してくれますよね)目立たなかったですね。

目立たなかったと言えば、マクラーレンのモントーヤも、4位には入ったけれど、全然目立ちませんでしたね。彼に関して何が一番びっくりしたって、ライコネンがタイヤをバーストした後、「映像には映らなかったけれど、もう当然モントーヤはライコネンをパスしていったんだろうな」と思ったその後に、ライコネンをパスする映像が流れたことですね、そんなに離されていたのかとちょっとショック。まあ、序盤でタイヤにトラブルが出てしまったせいだとコメント読んでわかりましたが。ライコネンは・・・、なんか開幕から新レギュレーションのあおりを一人で受けていますが。やはりタイヤ交換のときの給油禁止は厳しいですね。ポイントはなかったけれど、ファステストはマークしたし、終盤の追い上げも素晴らしかったし、運が悪いというより本人が悪い(まあ、よその人はパーツが飛び散ってもドライビングに大した影響が出ないというのに、うちはなぜしっかりと・・・というのはありますが)という感じだった開幕戦よりもずっと良かったです(そういえば、ライコネン、ピットストップを引っ張ったおかげ+ファステスト連発で、珍しく上位8台くらいが1回目のピットストップ後全く順位が変わらなかった中、一人、2台を抜いていたんですよね。まあ、その直後、全てが水泡に帰しましたが)。ラップタイムはそんなにルノーと遜色はなさそうですし、エンジンの信頼性も昨年とは比べ物にならないくらい良さそうですし、モントーヤならもうそろそろ車に慣れてくるだろうし、ライコネンは悪いところはきちんと修整してくるから、とりあえず次に期待します(堪忍袋の緒はだいぶ磨り減ってきていますが)。

BARについては・・・。とりあえず、せっかくのチャンスがマシントラブルであっさり消えてしまった佐藤の代役デビッドソンがかわいそうでした。

フィジケラは、なんか昨年のルノーの時のトゥルーリって感じでした(またわけのわからない書き方で)。

とりあえず、トヨタが強くなって、ウィリアムズも悪くないみたいで(風洞実験のミスとかいうのは結局あまり問題ではなかったみたいですね、この2戦見る限りでは)、レッドブルも頑張っているし、これでフェラーリの新車が出て、マクラーレンの空回りが終われば、すごく面白いシーズンになりそうですね。

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2005.03.17

「ハウルの動く城」全米公開(というか、C・ベールよいしょ話)

日本映画歴代2位の観客動員数を記録している現在公開中の宮崎駿監督のアニメ映画「ハウルの動く城」が6月に全米公開されることになったそうです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050317-00000003-sph-ent

まあ、自分、「ハウル~」は興味はあるのですが未見でして、特に何がということはないのですが、ハウルの声をあてるのが大ファンのクリスチャン・ベールなのが嬉しかったので、ちょっと触れてみました。新作「バットマン」の主役抜擢効果なのか、豪華キャストなんて書かれていますが、なかなかいい感じに上り調子で(いや、いい感じかどうか分かりませんが)、でも相変わらずなんとなく地味な存在で、個人的にはこの流れでずっと行くといいなと思います。

ついでにクリスチャンよいしょ話を。自分がクリスチャン・ベールのファンになったのは彼の子役時代の主演作「太陽の帝国」(1987年・アメリカ)を見てからです(「見てから」と言っても、「太陽の帝国」を見たのはビデオでなので、公開当初からのファンとかいうわけではないのですが)。ちょっと話が横にずれますが、私、この「太陽の帝国」自体も大好きです。なんていうのかな、名場面たるべきシーンがいかにも名場面として作られているところが好きなんですよ、上手く言えないですが。ここが盛り上がりとか、ここが感動するところとか、そういう、ここが見せ場というシーンが、どれも本当に美しく印象的に作り上げられていて、まあ、それがために個々のシーンの印象が強く記憶に残る反面、映画全体を通しての印象が弱くなってしまっている部分があるように思うのですけれど、それでも、その印象に残る個々のシーンゆえにこの映画が好きです。あと、日本と戦った国の映画にしてはかなり日本人が好意的に描かれているところも好きですね、原作者のバラード氏自身が日本に対して悪感情を持っていないことが大きいですが。「太陽の帝国」の原作を途中まで読んだことがあるのですが、基本的なスタンスとしては驚くほど好意的(それこそ映画よりもずっと)だったように記憶しています。

この映画でベール少年は、戦争の混乱の中で、無邪気な子供時代を脱して大人へと成長していくジム少年をそれはもう素晴らしく好演していて、すっかりそれでファンになったわけですが。子役時代の出演作は少ないし、大人になってもそこそこ映画に出ているから、大人ベールのファンになろうかと思ったら、まあ随分と顔が濃くなって、とりわけ眉毛に存在感があり過ぎて、ちょっと葛藤があったんですけど、映画ごとに違ったキャラクターの人物を徹底したなりきりぶりで演じ分けるその演技力と役者根性が気に入って、大人ベールもファンになることにしました。「今度の映画ではどんなキャラをどんな風に演じるのか」を常に期待することのできる役者さんだと思います。特に彼に関してすごいと思うのは、映画ごとに全く異なるキャラクターを演じ分けるだけでなく、映画の中で大きな変化を遂げる登場人物を多く演じ、ちゃんとその登場人物の人格の範囲内で(人物の同一性を維持しつつ)、しかしはっきりそれとわかる変化を見せるところです。と、私は思っています・・・。

ちょっとベールの話からは外れるのですが、子供から大人への脱皮もの映画つながりで映画の話を一つ。1988年の映画「ウィーンに燃えて」、これは結構お薦めです。主人公を演じるディビッド・エバーツ少年の、悲しげな美貌とベールに劣らない素晴らしい演技は必見ですよ。彼はこの演技でベネチア映画祭で特別賞をもらっているのですが、残念ながら映画出演はこれ一本だけみたいです(IMDB見たところによると)。

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2005.03.12

今日の日記(映画)

始めに、この前のブログで映画「Uボート・最後の決断」の最終日見に行くと書きましたが、結局行きませんでした。ビデオのレンタルを待ちます。

衛星第2で今年のアカデミー賞の授賞式のダイジェストを見ました。主題歌賞にノミネートされた「コーラス」の主題歌を実際に聞くのは、この授賞式でのビヨンセとアメリカ少年合唱団のパフォーマンスが初めてなのですが、なかなかいい曲ですね。ビヨンセの歌も思った以上に良くて楽しめたのですが、少年合唱ファンとしてはせっかく実力あるアメリカ少年合唱団が歌っているのだから彼らだけの歌声も途中で挟んでくれたらもっと良かったのに、と思いました。実際のところ、映画の中ではどういう風に歌われているのかは知りませんが。

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2005.03.10

花粉症です

昨日は仕事が休みだったので、映画のレディースデーを利用して、私の大好きな俳優ティル・シュヴァイガー出演の映画「Uボート・最後の決断」を見て、ついでに東京ステーションギャラリーで現在開催中の戦没学生の絵画展を見に行くつもりでした。特に映画のほうは今週末で上映が終了するのでどうしても見に行きたかったのですが、花粉の飛散量がすごいと聞いて泣く泣く諦めました。

花粉症なんですよ、私は。それも、「今年は花粉の飛散量が少ない」と言われる年で、軽い花粉症の人なら症状が出ないような年でも、少なくともそれらしき症状は確実に出る、大変花粉症とは深い仲の人間なのです。それでいて重度のめんどくさがり屋なので予防対策は一切しません(症状が出たときに市販の目薬と鼻の薬で対症療法するだけ)。そんな私は、当然大変な恐怖心をもって(しかし繰り返しますが予防対策はしない)、「昨年の30倍、例年の2~3倍の飛散量」と言われる今年の花粉の時期を迎えたわけなのですが、寒い日が続き花粉の飛散量があまり多くなかった、そもそもほとんど出かけない(超職住接近なので大して外気に触れずに職場に行けるのです)などのおかげで、今まで全くといっていいほど症状は出ませんでした。できるならばこの調子でこの時期を乗り越えたかったので、昨日の外出も控えたわけなのですが、夜なら花粉飛散量も落ち着いているだろうと思い(あと本当バカな話なのですが、既述のとおりの重度の花粉症持ちのくせして油断したというのもあります)夜8時ごろ外出してしまったら、もう大変。特に帰り、どこもかしこも閑散として乗り物も人が少ない、静かなすでに夜の11時前後、きちんと対策をした人たちやそもそも対策を必要としない人たちが静かに帰路につく中、私だけが「くしゅん、くしゅん」と一人で大騒ぎでした。いや、あれですね、花粉症予防は人に迷惑をかけないためにもきちんとやるべきだと反省しました(気付くのが遅い、いつものことながら)。もうその夜は鼻が苦しくて、ろくに寝られませんでした。

もう、どうせ花粉症の症状出ちゃったんだから、明日の最終日、見に行きます。いや、もうビデオで見ることにしていたんだけど、某匿名掲示板を見たら、映画そのものに対する評価はともかくとして、ティルに関しては結構評判が良いみたいなので、やはり見たくなったので。私の映画を見る基準は大体そんなものです。

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2005.03.07

タイトルをつけるまでもない内容(F1)

なんか、マクラーレンとライコネンのファンとしてはあまり嬉しくない開幕戦だったんですけど、クルサードの4位フィニッシュとレース後の記者会見でのフィジケラの笑顔が良かったのでなんだか満足でした。地上波なので当然一言しか見られなかったんですけど、感動しているのか神妙な表情で自身2度目の優勝の感想を語った後カメラに向かって微笑んだ顔がえらくかっこ良くて・・・。まあ、もともとハンサムな顔立ちですが、顔立ち云々を超えたいい顔でしたね。

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2005.03.06

F1オーストラリアGP

とうとう開幕しました2005年F1。ドライバーの大規模なシート変更があったので、マシンと運転手がごっちゃにならないか心配していたのですが、案の定、黒い車載カメラのマクラーレンの映像を見てライコネンだとぬか喜びすること数回でした(アロンソとフィジケラも度々間違えそうになりました)。が、実況アナも、素晴らしいスタートで3位に浮上したレッドブルをザウバーとしっかり間違えていたので、ちょっと安心。自分もこの2チームがごっちゃにならないか心配していたのですが、何しろそれを操っているのがクルサードですから、自然と注目の仕方が違うわけで。クルサードの健闘ぶりについてはいろいろ書きたいですが、それよりもまず、開幕戦のヒーロー、ポールポジションから危なげない優勝をなし遂げたルノーのジャンカルロ・フィジケラにおめでとうございますを言います。文句なしの優勝、素晴らしかったです。3位に入ったアロンソも、予選での不運をものともせず予選13位から見事3位入賞、こちらも素晴らしかったです。アロンソ、序盤から強気に攻め、コースをはみ出しながらオーバーテイクを試みていて、かっこ良かったですよ。正直最初は「若いねー、タイヤもつのかねー」などと生意気なことを思っていましたが、平気でしたね。まあ、アロンソなんかは果敢な走りをしていたわけですけど、なんか全体として温存走りな印象で、ちょっと見ていて物足りなかったです、正直言って。個人的にはタイヤのレギュレーションだけでも元に戻して欲しいです(そういえば、ピット作業ですが、タイヤ交換はなくてもタイヤの空気圧の調節?があってそちらの作業が気になり、結局またリグは見ていませんでした)。とりあえず今回タイヤのトラブルはなかったようなので、レースを重ねていくうちに皆の走り方も変わってくるかもしれませんが。

それから今回素晴らしかったのは、フェラーリのバリチェロ。旧車でなおかつグリッド中盤からのスタートながらじわじわ順位を上げて見事2位ゲット。でももう、私はこの人の言うことは信用しないことにします。なんか、F2005出てきたら怖いなあ。

今回、いつもの「速すぎてテレビに映らない」をフィジケラに譲り、珍しい「遅すぎて映らない(走りも地味だったし)」だったシューマッハ兄、それでもじわじわ入賞圏内に入ってきてさすがと思ったら、あんな終わり方をするとは。あのハイドフェルトとの接触事故、かわした後シューマッハ兄がハイドフェルトの道を塞いでいたようにも見えたし、ハイドフェルトが減速しなかったせいにも見えましたが、よくわかりません。とにかく、二人ともあまりいいシーズンスタートをきれず、残念でした。

いいシーズンスタートを切れなかったと言えば、マクラーレンのライコネンもですよ(涙)。まあ予選の雨はみんな立場が同じだけど、決勝スタート時にはエンジンストールしてピットスタート、遅いザウバーに堰き止められながらも徐々に順位を上げていって期待持ち出したらバージボードが外れるし、いや本当なんでライコネンばかりと思いました。でもまあ、逆に彼より上位を走る二人が接触事故でリタイアしたおかげで入賞できたわけだから、運が悪いとばかりは言えませんが。

トラブルが多発したライコネンはまあ仕方ないとして、モントーヤの存在感の薄さも気になりました。だって普通に走って6位ですよ、本当にマクラーレンのマシンは速いのでしょうか。何しろ地上波観戦者なのでレースで見ていない部分が多いわけで順位だけで一概には言えないと思いますが、それほど下馬評が高いわけではなかったレッドブルやウィリアムズの後塵を拝しているというのはやはり気になります。

レッドブルはすごいですね、2台とも入賞、しかもマクラーレンより前。予選上位に来た意外なメンツ、トヨタ、ザウバーがレースが進むにつれどんどん順位を落としていく中、入賞圏内に踏みとどまったということは、やはりマシンにかなり力があるということですよね。クリエンも地味に良く頑張っていたけど、クルサード、本当に素晴らしかった。開幕でいきなりマクラーレン在籍だった昨年の最高決勝順位タイの4位フィニッシュ(途中表彰台も期待してしまいました)、途中暫定ながらファステストまで出して、どうして去年これが出来なかったんでしょうか(やっぱりいろいろあったのかもしれないですね、本人の精神的な部分だけでなく)。マシンもかっこいいし、ドライバーも好きなメンツだし、この調子で行って欲しいです、レッドブルには。

トヨタは1回目の給油まではトゥルーリがすごいいい感じで、ちょっと今年は違うのかな、と思ったら、やはりずるずると。レース後半に入った頃には、彼が予選2位だったことすらうっかりすると忘れていました。ラルフはなんか後ろの方でごちゃごちゃやっていましたね、なんかトラブルか何かで余計に一回ピットインしていたように思いますが、普通にスルーされていたような。

BARの二人も昨年とは打って変わって存在感なく終わってしまいましたね。佐藤琢磨は1回目の予選のクラッシュが本当残念でした。あれが全てでしたね。それにしても、アタック前にクラッシュってこともあるんですね、いや、それは走っている以上(しかもあの天候では)ありえないことではもちろんないですが。

黄色い積み木が走っていると思ったら、ジョーダン・トヨタ。いや、もちろん、ロシアで行われた新車公開の写真は見ましたけど、あのまんまの余白だらけ、ほとんど無地といっていいカラーリングのままとは思わなかったので。なんか、二人とも、決勝、変な形で目立っていましたね。カーティケヤンは予選結構いい感じでしたが、スタートしたらあっさり定位置になっているのがなんとも・・・。ミナルディは唯一のマシントラブルによるリタイアが出たけれど、とりあえず決勝走れて良かった、良かった。

予選2回目のタイム計測、普通に1回目のタイムに足していってしまうんですね。確かに最終的なタイムとグリッドの順位がパッとわかりますが、2回目だけのタイムも表示してほしいです。特に今回のように1回目の予選が天候によって大荒れだった場合、1回目で各マシンの実力関係を見ることも出来ないし、そうでなくとも、決勝につながる2回目の各マシンのタイムを見ることで決勝戦略の予測を楽しむということが出来ないので(私ごとき初心者がこういうこと言うのもおこがましいですが)。今回、とにかくライコネンが心配でそこまで気が回らなかったのと、第一スティントの途中からこんなにみんなピットストップ引っ張るならみんな2ストップだと思ったらあまり興味がなくなったこともあって、あまりピットストップまでの各車の周回数を見ていなかったんですが、とりあえず、ライコネンは結構積んでいたようですね。ミスしたとはいえ、それであの予選順位は立派だと思います(何でもいいからライコネンのことは一回は誉めたいんです)。

とにかく、ルノーが前評判どおり強いことが分かりました。ドライバーも強いし、面白い存在だと思うけど、マクラーレンファンとしては大変憂鬱です。でもまあ、まだあと18戦ありますからね。

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2005.03.03

今さら今年のF1の新レギュレーションについてまとめてみました

いよいよ明日はF1の2005年シーズン開幕ですね。今更改めて言うことではないですが、今年は特に大きなレギュレーションの変更が行われました。このレギュレーション変更、雑誌なりテレビなりで解説を読んだり聞いたりしたところによれば、レースをする上でドライバーやチームにとっては、非常に大雑把な言い方をすればデメリットの方が多いようで、なんだかテンションが下がってくるので、あまりレギュレーションについては見たり聞いたりしないようにしていたのですが(あとなんかいまいちよくわからないというのもある)、さすがに開幕を明日に控えていることだし、ここで簡単にまとめがてら、頭に入れてみようかと。

◎各ドライバーは予選開始から決勝終了まで原則として1セット(4本)のタイヤしか使用できない。
 もちろん天候の変化やタイヤのパンクがあれば交換は可能なわけですが、レース中にパンクしてピットインした場合には同時に給油をすることはできないそうです。初心者の私にとってはあの鮮やかなタイヤ交換のさまはとてもかっこ良くて何度見ても見入ってしまう光景なのですが、それがなくなってしまうなんて寂しい・・・。でも、タイヤ交換ばかりに目が行くので、「ああーっ、リグが抜けない!」のシーンを見逃すことが多かったのですが、今季はリグに集中することができるわけですね(でも実際には他にも色々やっているからピット作業が給油だけってことはないですか)。いや、そういう問題ではなくて、そうすると、タイヤに優しい走りのドライバー、タイヤに優しいマシンが有利になるわけですが、そうなると私の関心はマクラーレンのマシンとライコネンはどうなのかということでして。なんか、去年は確かマクラーレンの車はミシュラン勢の中ではタイヤに厳しい方だと聞いたと思うのですが、今年はどうなんでしょうか。それから、ライコネンの走りはどうなんでしょうか、昨日発売のF1レーシングマガジンにはモントーヤより優しいとかありましたが。

◎各ドライバーは1基のエンジンで2GPを走らなければならない。
 昨年同様、故障で交換する場合は決勝グリッドは予選順位より10番手降格(予選後のエンジン交換の場合は最後尾スタート)。ただ、そのエンジンでの最初のGP決勝でリタイアした場合、次のGPではペナルティーなしでエンジン交換ができるそうです。・・・そういえば、1GP1エンジン制が実施された昨年、競い合うようにコースに白い煙幕を張りまくっていた二人のドライバーがいましたよね・・・。結果的に見ればエンジントラブルによる全体のリタイア率は2003年よりも低かったそうですが、ライコネンのファンであり佐藤琢磨の出身国の人間である私からするとひどいレギュレーション以外の何物でもなかったこのエンジン規定がさらにパワーアップしたわけで、これが決まった時はやれやれと思いましたが、どうなるのでしょうか。今のところ、マクラーレンの信頼性は悪くないみたいですが、ホンダは問題があるみたいですね。まあ、やってみないことには分かりませんが。

◎予選は土曜日の午後1時からと日曜日の午前10時からの計2回、それぞれ1周アタック方式で行い、2度の予選タイムの合計で決勝グリッドを決定する。
 地上波の放送枠は昨年と変わらないみたいなので、そうすると地上波組は、最終的な予選結果を決勝の放送時に確認するか、もしくは前もってネットで見るしかないわけで、ちょっと残念です。が、そんなことより、1周アタック方式の予選が苦手と言われていたクルサードは大丈夫なんでしょうか。今年はそのアタック方式が2度です、まあ、それは前からでしたが、今度は合計タイムだからどちらも気が抜けないわけですから(いや、別に気は抜いていないと思いますが)。

あと、ダウンフォースの削減がありますが、これは省略します。

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