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2005.03.17

「ハウルの動く城」全米公開(というか、C・ベールよいしょ話)

日本映画歴代2位の観客動員数を記録している現在公開中の宮崎駿監督のアニメ映画「ハウルの動く城」が6月に全米公開されることになったそうです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050317-00000003-sph-ent

まあ、自分、「ハウル~」は興味はあるのですが未見でして、特に何がということはないのですが、ハウルの声をあてるのが大ファンのクリスチャン・ベールなのが嬉しかったので、ちょっと触れてみました。新作「バットマン」の主役抜擢効果なのか、豪華キャストなんて書かれていますが、なかなかいい感じに上り調子で(いや、いい感じかどうか分かりませんが)、でも相変わらずなんとなく地味な存在で、個人的にはこの流れでずっと行くといいなと思います。

ついでにクリスチャンよいしょ話を。自分がクリスチャン・ベールのファンになったのは彼の子役時代の主演作「太陽の帝国」(1987年・アメリカ)を見てからです(「見てから」と言っても、「太陽の帝国」を見たのはビデオでなので、公開当初からのファンとかいうわけではないのですが)。ちょっと話が横にずれますが、私、この「太陽の帝国」自体も大好きです。なんていうのかな、名場面たるべきシーンがいかにも名場面として作られているところが好きなんですよ、上手く言えないですが。ここが盛り上がりとか、ここが感動するところとか、そういう、ここが見せ場というシーンが、どれも本当に美しく印象的に作り上げられていて、まあ、それがために個々のシーンの印象が強く記憶に残る反面、映画全体を通しての印象が弱くなってしまっている部分があるように思うのですけれど、それでも、その印象に残る個々のシーンゆえにこの映画が好きです。あと、日本と戦った国の映画にしてはかなり日本人が好意的に描かれているところも好きですね、原作者のバラード氏自身が日本に対して悪感情を持っていないことが大きいですが。「太陽の帝国」の原作を途中まで読んだことがあるのですが、基本的なスタンスとしては驚くほど好意的(それこそ映画よりもずっと)だったように記憶しています。

この映画でベール少年は、戦争の混乱の中で、無邪気な子供時代を脱して大人へと成長していくジム少年をそれはもう素晴らしく好演していて、すっかりそれでファンになったわけですが。子役時代の出演作は少ないし、大人になってもそこそこ映画に出ているから、大人ベールのファンになろうかと思ったら、まあ随分と顔が濃くなって、とりわけ眉毛に存在感があり過ぎて、ちょっと葛藤があったんですけど、映画ごとに違ったキャラクターの人物を徹底したなりきりぶりで演じ分けるその演技力と役者根性が気に入って、大人ベールもファンになることにしました。「今度の映画ではどんなキャラをどんな風に演じるのか」を常に期待することのできる役者さんだと思います。特に彼に関してすごいと思うのは、映画ごとに全く異なるキャラクターを演じ分けるだけでなく、映画の中で大きな変化を遂げる登場人物を多く演じ、ちゃんとその登場人物の人格の範囲内で(人物の同一性を維持しつつ)、しかしはっきりそれとわかる変化を見せるところです。と、私は思っています・・・。

ちょっとベールの話からは外れるのですが、子供から大人への脱皮もの映画つながりで映画の話を一つ。1988年の映画「ウィーンに燃えて」、これは結構お薦めです。主人公を演じるディビッド・エバーツ少年の、悲しげな美貌とベールに劣らない素晴らしい演技は必見ですよ。彼はこの演技でベネチア映画祭で特別賞をもらっているのですが、残念ながら映画出演はこれ一本だけみたいです(IMDB見たところによると)。

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