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2005.02.03

「息子のまなざし」見ました

DVDで「息子のまなざし」(2002年・ベルギー・フランス)を見ました。優れた脚本と演技を感じさせない自然な演技の役者、第三者の目線を思わせるカメラワーク(特に前半手ぶれが激しくて私にはきつかったけど。手ぶれの激しい映像を見ていると、頭痛がしてくるんです)によって、非常にリアルな世界が作られ、また登場人物たちの心の葛藤や傷がリアルに伝わってくるので、どっぷり感情移入して見ていました。心理ドラマって、登場人物の心理がどれだけきちんと描かれているかで出来が左右されると個人的には思っているので、そういう意味でこれは本当に素晴らしい出来の映画だったと思います。

カンヌで主演男優賞を取った主演のオリヴィエ・グルメはもちろんのことですが、フランシス役の少年も良かったです。なんていうのかな、態度そのものは淡々として別に特に孤独だと思っている風でもない演技なんだけど、なんか本人すらも気付いていない孤独感みたいなものがでていて、それが良いんです、上手くいえないですけど。大体において伏目がちなのでわかりにくいですがけっこうきれいな目をしていて、クライマックスの、オリヴィエが彼の首を締めるシーンで、手を緩めたオリヴィエの顔をそっと下から見上げるときの目が美しくてはっとしたのですが、一緒に見ていた妹は「別に」と言っていたので、私の目には余計なフィルターがかかっていたのかもしれません。

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