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2005.01.28

「インディアン・ランナー」「たたり」見ました

DVDで「インディアン・ランナー」(1991年・アメリカ)と「たたり」(1963年・アメリカ)を見ました。

「インディアン・ランナー」は演技派俳優ショーン・ペンの監督・脚本作です。自分、この映画に主演しているディビッド・モースが好きで、彼がヴィゴ・モーテンセンと兄弟役をやるというおいしい配役に釣られて見ました。雰囲気は良いし、映像や演出に独自性と魅力を感じましたが、この映画はあまり私の肌には合わなかったです。一つのシーンや会話が丁寧に描かれすぎてちょっとくどく感じられたのもあるのですが、キーマンであるフランクにあまりに共感を覚えなかったことが大きいです。自分、破滅的で自堕落な登場人物というのは結構好きなんですが、その人物に何か必死なものを感じないとむしろ嫌悪感を覚えてしまうのですよ(逆に、どんな登場人物でも、意地悪な人であろうと、弱い人であろうと、迷惑な人であろうと、その裏に何でもいいから何か必死なものがあってそれが強く伝わってくるのであれば、私は惹かれます)。で、このフランクには、必死さというのを感じなかったわけです、私は。しかも彼を取り巻くまわりの人物みんなには何かしら必死なものを感じるだけに、必死さを感じさせない(私には)フランクがまわりの必死さを尻目に全編暴れまわるこの映画に入り込むことは出来ませんでした。周りの登場人物は良いですね、風変わりでピュアなドロシーも夫と義弟を静かにフォローする頼りになるマリアも、弟を優しく辛抱強く見守るジョーも。ジョー演じるモースは当然ですが今よりうんと若くてもともと童顔なこともあってなんだか可愛いらしかったですが、さすが十八番の役だけあって、よくハマっていました。

「たたり」は、幽霊屋敷もののホラー映画です。音とカメラワーク中心の恐怖の演出は正直それほど怖くなかったのですが、脚本にしても演出にしても余計なものがなく、その分必要なところには丁寧にじっくり時間を割いているので説得力があり、全体としてよくまとまっている出来のいい作品だと思います。

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