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2004.11.26

厚かましくも2004年のF1ドライバー評価

シーズンが終了すると、雑誌やサイトなどでは、いろいろな角度からの今シーズンの総括やドライバー評が載ります。それらを流し読みしていたら、自分もやりたくなりました。シーズン終わってあらかた忘れてしまったし、もともと記憶違い多いし、ほとんどライコネンしか見ていないし(しかもそれすらよく覚えていない)、しかもバカ、こんな人間にあれこれ言われるドライバーも気の毒ですが、まあ、お遊びだから・・・。

とりあえず、どこかの掲示板でやっていたみたいに、10点満点の絶対評価方式で・・・。

①フェラーリ     M・シューマッハ:9.5   バリチェロ:8

 まあ、シューマッハ兄は10でもいいんですけど、チャンピオンを決めた後、集中力を切らしたのか、空気を読んだのか、それまでに比べて急に失速したように見えたのと(それまでがパーフェクト過ぎたんですけど)、ちょっと中国GPがあまりにアレだったので・・・。ちなみに、個人的に良かったと思うレースはフランスGPとイタリアGPです(いやもう、どれも素晴らしかったけど)。

バリチェロは、2度の優勝とドライバーズランキング2位ではありますが、シューマッハとの差、フェラーリに乗りながら、特に前半シューマッハと異なる作戦をとったのが裏目に出たところはあると思うのですが、度々他のチームのドライバーに順位で遅れをとり、優勝を飾ったのも今季では4人目だったことなどから、こんな感じに。良かったレースは中国GP。北米2連戦もかっこ良かったと思います。

②BAR    バトン:8   佐藤:7

何か世の中ではバトンの評価が高いみたいなのですが、コンストラクターズ2位の車に乗り、金曜日にチームが3台の車を走らせてデータ収集の点でも有利だった上に、リタイアも少なく、もうF1歴も5年になるドライバーが、優勝を一度も飾れない、ファステストラップもマークできないというのは・・・。フェラーリ以外のチームでは最もムラが少なく安定した車で、そういう意味で優勝のチャンスに一番恵まれていたにもかかわらず、優勝はおろか、もう少しで優勝できそうなところまでも行かなかったのは、ムラの激しい車に乗りながら少ないチャンスをものにしたドライバーが3人もいる以上、高い評価はつけられないと思います。ただ、表彰台に10回、ドライバーズ3位、サンマリノやドイツ、中国でのレースは素晴らしかったと思います。

佐藤琢磨選手は、F1実質2年目でありながら、予選ではバトンとほぼ互角の成績をあげ、特に前半、レースシーンを沸かせるパフォーマンスを見せて、注目度ではバトンを食う勢いだったこと、日本人として初のフロントロウに並び、14年ぶりの表彰台にのったことは素晴らしかったと思います。ただ、リタイアが多かったとはいえ、バトンとのポイント差が大きいこと、揃って完走したレースではスペインを除いて全てバトンの後ろでのフィニッシュだったことから、こんな感じかと。良かったレースはもちろんアメリカ、それとバーレーン。

③ルノー    トゥルーリ:8.5  アロンソ:8  ヴィルヌーヴ:5

フェラーリ、特にシューマッハが圧倒的に強かった今シーズンに優勝を遂げたというのはそれだけでポイントが高いと思います。トゥルーリのモナコのポール・トゥ・ウィンは素晴らしかったと思います、シューマッハがリタイアしていなくても勝ったのではないかと思われる完璧なレース。その他、スペインが特に印象的だった素晴らしいスタート、非フェラーリで唯一複数回のポール獲得、トヨタで予選シングルグリッド獲得、チーム内で関係がこじれるまではあのアロンソを凌ぐ活躍っぷりなどを考慮すると、シーズン中盤の失速を計算に入れても、こんな感じ。

アロンソに関しては、プラスの点が、スタートのすばらしさ、シーズン通して完走すれば上位に入賞してくる安定した走り、マイナスの点が予選、決勝で自身のミスがかなり見られたこと、ここから考えてこんな感じ。フランスGPの走りがなんといっても素晴らしかったです、確かその時点ではシューマッハがポールを獲り損ねた場合でモナコを除いて唯一2回目のピットストップまでポジション1位が取れなかったレースで、「アロンソすごい」と思ったように記憶しています。

ヴィルヌーヴはブランクあったから仕方ないとは思うのですが、ちょっとそれにしても冴えなかったので・・・。

④ウィリアムズ  モントーヤ:8.5  R・シューマッハ:7.5  ピッツォニア:7  ジェネ:5

モントーヤに関しては、シーズン終盤、復帰したラルフにおされ気味だったことは大きなマイナスポイントですが、最終戦の優勝と、速く走ってくれない車でも抜ける時にはガシガシ抜いていくレーシング・スタイルで点を高くしました。

ラルフは前半がすさまじかったけれど、復帰した後の3レースが、ブランクを感じさせない素晴らしいものだったのでこの点数。ピッツォニアは出た4レースなかなかいい走りだったと思います。ただ、モントーヤにはやはり追いついていけてなかったし、復帰したラルフとモントーヤの関係を見ていると、まあ、こんな感じかと。ジェネは・・・、ピッツォニアに比べて精彩がなかったですね。

⑤マクラーレン   クルサード:7   ライコネン:9

マクラーレンは昨年コンストラクターズ3位だったがために金曜日に3台目を走らせることも出来ず、エンジンをもたせるためにレギュラー陣が十分に走りこむことも出来ない(今年のフル参戦ドライバーの中でライコネンが総走行距離ビリ、クルサードがビリから3番目。ライコネンはともかく、リタイアたった4回のクルサードがこうなのだから・・・)、その上、クルサードは来季は放出が確実という状況下で、ライコネンは今年がラストチャンスだった最年少チャンピオンの夢が潰えたのに、(特に前半は遅くすぐ壊れる車で)腐らずによく頑張ったと思うので、本音を言うと、それだけで二人には200点をあげたい(めちゃくちゃだ)。

まあ、それはともかくとして、クルサードは、確かに接触事故を繰り返して後半の印象はあまり良くないですが、あの壊れやすいMP4-19で完走し、こつこつポイントを重ねた前半は評価されるべきだと思います。後半だって、事故を除けばそんなに悪くはなかったと思います、運は悪かったけど。完走できなかったけれど、鈴鹿はなかなか良かったし、あれだけアクシデントがあったのに入賞したベルギーも良かったと思います。

今年の非ミハエル・シューマッハ優勝の中で一番素晴らしいのはライコネンのベルギーGPの優勝だと思います。オーバーテイクが可能なドライバー・サーキットのスパで、トラブルのなかった、まだチャンピオンを確定する前のミハエル・シューマッハに勝ったわけですから(まだ走りそのものを見て凄さをわかるレベルではないのでこういう見方になります、さすがにうちの母親のように「(コースの)真中を走ってはいけないの?」とまでは言いませんが)。19Bになってからの、優勝1回、表彰台4回、ポール1回、ファステスト2回はもちろん素晴らしいけど(完走したのが6レースでこれです)、個人的には遅く壊れやすい車に乗って奮闘していた前半の方が「この人、すごい」と思ったことが多かったような気がする、そんなこと言っている人を見たことがないので、まあ、自分の見方が変なのか、知識不足なのか知りませんが。あと、ルノーほどではなかったけれど、年間通してスタートとオープニングラップでの順位上げが素晴らしかったと思います。

⑥ザウバー    フィジケラ:8   マッサ:7

フィジケラは最初の数戦こそチームメイトに遅れをとっていたけれど、その後はなかなか凄かったと思います、度々エンジン交換で最後尾からのスタートになったのに決勝が終わってみれば手堅く入賞、ザウバーの2ストップ作戦のために燃料重い状態なのに予選で良いポジションに来るなど。カナダ、スペインが特に良かったと思います。

マッサは結構レースの前半良いところにいるのに、いつのまにか後方に下がっているという印象を持っています、がよくわかりません。ラスト3戦がなかなかいい意味で目立っていたように思います、記憶違いでなければ。

⑦ジャガー   ウェバー:8     クリエン:6.5

ウェバーは、フロントロウのマレーシア、セカンドロウの日本など、予選がとにかく凄かったと思います。しかも極端に軽いわけではないのでなおのこと。自分にとって一番印象的だったのは開幕戦で、予選の順位が結構良いから軽いのかと思っていたら、むしろ他の上位陣よりも後にピットに入ったので、ショックでした(いや、マクラーレンがあれだったので)。ただスタートが・・・。このウェバーとモントーヤ、パニスが今季スタート失敗トリオというイメージなのですが、違ったらすみません(でもスタートに失敗っていうことは、予選がそれなりに良かったということだから不名誉なばかりではないと思います)。

クリエンは、今年のルーキーの中では最もポイントをあげているし、結果にはつながらなくても積極的なレースをすることが多くて、機会さえあればもっと良い活躍ができるのではないかと思いました。確かにカナダGPなどすさまじいドライビングを披露することもあったけれど、完走率も比較的高いし、もっと経験を積んで荒削りな部分が取れてくれば良いドライバーになると思います。バーレーンの対ライコネン、ヨーロッパの対モントーヤがかっこ良かったです。

⑧トヨタ      パニス:6.5   ダ・マッタ:6   ゾンタ:7

このあたりに来ると車が車だから自分には何とも言いようがないんですけど、パニスは予選でしばしばいいところに来るのとアメリカでの決勝レースが良かったです。ダ・マッタは更迭された時点でパニスよりポイントは下だったけれど、両者完走の場合はダ・マッタの方が上に来ることが多かった(と思います)ので、彼自身はそんなには悪くなかったと思います。ゾンタはBスペックになっていたとはいえ、ベルギーGPでエンジンブローがなければ4位に入賞していた可能性が高かったのは凄いと思うので。

⑨ジョーダン   ハイドフェルト:7   パンターノ:5   グロック:6

⑩ミナルディ   バウムガートナー:5   ブルーニ:5

車があまりに乗り辛そうなので何とも言いようがないと思うし、それ以前に映っていないのでよくわからないので(地上波では私の覚えている限りで4度ハイドフェルトのリタイアはカットされていました)、とりあえずあの車で2度の入賞を果たしたハイドフェルトと初出走で入賞したグロックをちょっと高めに。

やっぱり、ライコネンに対して甘くなってしまいました。

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