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2004.08.10

歴史をめぐる対立について

今日の産経新聞に、今回のアジアカップ決勝の日中戦で、韓国が珍しく日本を応援した、という記事が載っていました。その背景には、古代国家の高句麗の帰属問題をめぐる中国との対立から、韓国内に嫌中感情が広がってきていることがあるそうなのですが、アジアカップでの中国人の言動を見ていても思ったのですが、中国や韓国の人たちの歴史に関するこだわりは、自分には理解不能です。

現在起こっている領土問題には意味があると思いますが、高句麗がどちらに帰属しているかで何が問題になるのか、わかりません。いや、自分も歴史は大好きですから(知識はないですけど)、感情の面でしっくり行かないのはわかるけど、それぞれがそれぞれの歴史の中で高句麗を自分たちのものとして位置付ければいいだけではないかと思うのです。異なる国家間で共通の歴史観を持つなんて不可能だと思います。

それからアジアカップで中国人サポーターたちが見せた反日行動、その背景としていまだあげられる日本の中国への侵攻に根ざす反日感情、自分は大変違和感を覚えました。サポーターたちの年齢がどう見てもばりばり戦後生まれだからです(これが、戦中世代の中国の人たちならわかります)。自分が直接被害を受けたわけでもなく、憎しみという個人的感情につながるほどの強い関係が自分との間にないはずなのに、なぜあんなに現実的に憎しみを抱くことができるのか。自分、横浜生まれで横浜も確か空襲されたはずなんですが(←この程度の知識)、それを理由にアメリカを憎む・・・、実感湧きません。

後者に関しては教育のせいもあると思いますが、なんにせよ、歴史にこだわって、それがもとでもめるのは、あまり意味ないんじゃないかと。大変乱暴な言い方をすれば、歴史は「終わったこと」なんですから。もちろん、そこには人間の犯したさまざまな過ちや逆に人間の偉大さを物語るエピソードがあるわけで、歴史を振り返り、検証し、そこから教訓を得ることは大切なことですけれど、それ以上の思い入れをするものではないと思います。

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